春になった。雨が降った。

 春になった。朝起きると、どうやらあたり一面に雨が降ったようだ。

春の匂いというのがあるみたい。野山へ行くと、なんとも独特な春の匂いがする。昔は根来の山で蕨を採りに行ったものだ。たくさん採れた。その頃は母も若くて、まだ足腰もしっかりしていた。親子で喜びながら、春の収穫を楽しんだ。食べ切れるほどしか採らない。時たま、イタドリもあったな。(・∀・)

イタドリというのは、スカンポとか、ゴンパチとか、地方によって呼び名が違う。生でかじると、非常に酸っぱい。しかし、湯がいてすぐに皮むきをし、水に一晩浸してアクを抜き、その後に出汁を入れて、蕨や高野豆腐といっしょに炊くとなんとも美味である。

私はこれが大好きだ。昔、紀伊半島ど真ん中の安川大塔林道へ走りに行ったときのこと。崖の傍らに湧き水が溢れ出ていて、そこの水たまりにたくさんのイモリが居た。

そしてその周辺にたくさんの山ふきが自生していた。これを少々採り、持ち帰って炊いて食べたが、美味しかったのを覚えている。これを酒のアテにして、ちびちびとやった。

春は植物の芽吹きの時期で、たくさんの植物が若葉を付ける。新緑の香りというのがあって、青葉アルコールとか言われたな。

植物は植物同士のコミュニケーションに化学物質を使っているらしい、という説がある。合間に昆虫類を媒介し、受粉など重要な生命プロセスを営んでいる。

みつばちというのがいるが、あれは重要な昆虫で、虫媒花の受粉を行うなくてはならない昆虫である。

最近開発されたネオニコチノイドという農薬がミツバチの大量死に関係があるのではないか、と言われて久しいが、未だ因果関係は証明されていないようで、相変わらず世界中で使われているみたい。

人間への影響はわからない。水俣病とかイタイイタイ病とかを思い出す。真犯人がわかった頃にはもう手遅れである。

そういえば、最近、雀が少ないように感じる。私だけかもしれないが、近所でも雀を滅多に見かけない。あれだけ大群で田んぼに飛来していたのに、いったいどこへ行ったのか。

沈黙の春にならなきゃいいが…。

(=^・・^=)

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