ミニマリストに憧れるが…。

ミニマリスト。身の回りの必要最小限のモノで暮らす人達。
昔から、憧れがあるが、なかなかいざ、自分がミニマリストになろうとすると壁にぶち当たる。今、部屋の中はモノで溢れている。これらを金額に換算するといったいいくらかかっているのか。お金が貯まらない理由の一つは衝動買いであることはまず間違いない。今はましになったが、昔はよく衝動買いして後で、後悔するということがあった。

 私には、収集癖があり、一旦凝りだすと、とことん集める癖がある。困ったものだ。本、CD、工具…。

最近、本やCDを買わなくなった。
次に自転車の部品も消耗品以外、それほど買わない。しかし、私の場合、買ったものを人にあげたり、売ったりということをしないので、溜まったままなのである。自転車道楽とは怖い趣味だ。泥沼である。一旦入り込むと、次々に欲しい車種が出てきて、妄想の果てに作ってしまう、ということになる。自分の人生を振り返ると、もうあまり時間がないし、これ以上、増えると始末に困るのはわかっているのに、また欲しくなる。

コレクターと呼ばれる人がいるが、外国ではそういう人たちは、数百台とかの単位で所有しているらしい。しかもお金持ちで、城のような家に住んでいるのだとか…。ま、羨ましくもないが、台数が増えても乗れるのはその時に1台だけなので、なんだかなー、と思う。

昔、9坪の家という本を読んだ記憶があるが、ああいうシンプルな住宅にモノを置かず、シンプルに暮らすというのに激しく憧れるのである。両親が死去し、ものがいらなくなると、思い出の品を処分することになりそうだ。こうした処分に携わる職業がすでに確立していると聞く。時々、町でゴミ屋敷も見かけるが、あそこまで行かなくてもモノが多いのは良くないなーと思うのである。

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