オンライン上のmp3を買う…。

私は、いわゆるCDコレクターである。
そう、試聴に試聴を重ね、自分の琴線に触れるものなら、買う。
最近は、静かなアンビエント系のピアノ楽曲ばかり狙うようになった。お気に入りは、Harold Buddである。イーノとのコラボレーションも何枚か持っている。
John Foxxという人とのコラボでいいのがあった。しばらく試聴し、聞き惚れる。
深いリバーブがイイ。脳みそに浸透するような音響である。バッドのキラキラした透明感のあるピアノもイイ。

実は、かなり前にこれをオンライン上で買っていた。しかし、相重なるOSの乗り換えやらバージョンアップやら、消失やらでダウンロードした痕跡はパソコン上からは消えていた。

で、昨日、恐る恐る、アマゾンから指定のアプリを落とし、ログインしてみると、購買記録があった。そこには、まさにそのアルバム名があるではないか! 時間がかなり経過していたので、半ばあきらめていたのであるが、ダウンロードボタンを押してみると、見事、ダウンロードできた。どうやら、有効期限というものもあるのかないのか、わからないが、数ヶ月経っていてもちゃんとダウンロードできるみたいだ。フォーマットは、mp3でビットレートが高めである。VBRで250kbpsくらいあるようだ。聴いてみるとまるでCDと音質が変わらない。

しかし、同じようなことをitunesでやると、こっちは、すでに購入済みと表示されるのであるが、ダウンロード出来ない。なぜか? 理由はわからないが、がっくりである。価格は1500円ほどになるが、The Durutti ColumnのWithout Mercyが消えた。(・∀・)

どうしても再度聴きたくなったので、アマゾンで再購入に踏み切る。
どうやら無事にゲット出来た。

オンライン上の楽曲を買うという行為に最初は抵抗感があった。理由は所有している実感が湧かないというもの。CDジャケットを眺め、手にとってライナーノーツを読んだりするのが、音楽を聴くときの楽しみでもある。それと所有欲。特にお気に入りのアーティストのCDを収集していると、余計にその思いが募る。

しかし、CDラックとて無限にあるわけではなく、すでに手元にCDがかなりの枚数になっている状況を見ると、今後は、値段も安く再ダウンロードも簡単にできるオンライン購入がお得かもしれないと思うようになった。何より環境に優しい!

普段はitunuesでお気に入りのリストを作り、その中でランダム選曲にして、聴き放題という使い方であるため、アルバム単位でじっくり聴きこむということをしなくなった。

もう昔のプログレのようにじっくりとステレオ(死語?)の前に陣取り、聴きこむというようなスタンスは流行らないのかもしれない。しかし、ipodも要注意だ。最近、難聴になる若者が多いという。

夏の暑い日は部屋の中でお気に入りの音楽を聴いて過ごしている日々である。
(=^・・^=)

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