さて、次の休みはどうしようか…。

貧乏暇なしとはよく言うものである。
私も、旅行は大好きであるが、なかなか長期休暇も取れず、自転車旅行に行く機会がない。今回、久しぶりに4連休となる予定であるが、なんか気乗りしない。暑いせいもある。

いつもなら、愛用のキャラダイスのロングフラップに目一杯荷物を詰めて、愛用のチューブラーを走らせ、あちこちと出かけるのであるが、今は、猛暑でぐったりである。正直、炎天下の路面は40度を越えるくらいの暑さになるようだ。殺人的である。

真夏はタイヤのエアー管理も慎重になる。チューブラーはまだバーストしたことはないが、あまりに高圧にすると、バーストの危険がある。

久しぶりに自転車の写真集などを見ては魔物の姿にため息である。往年のフレンチパーツで固められたそれらは、ひたすらにエレガントである。自分もこういう車を所有したいのか、というと難しかったりする。私は、自転車が好きなくせに扱いがラフ過ぎて、すぐ傷がつく。それも勲章と思っているので、一向に気にしないが、愛好家の中には、傷ひとつでも大騒ぎする人もいる。

泥除けを今、外しているので、さっぱりしている。輪行で遠出してやりたいが、行き先が定まらない。田辺あたりまで行って日置川の清流を眺めながらのんびりと下る、というのもいいかもしれない。夏は、なんせ、影になるコースをまず考えてしまう。海岸線のように影のないコースは地獄である。

TAのフロントはワイドになっており、インナーは30Tを頂いている。そこにチェーンをこつんと落とすと、急にストンと軽くなり、後は延々えっちらおっちらと漕ぐわけだ。これで、前に白崎海岸を走っていて、湾をめぐって一つ峠を越えた。名前は失念したが、これがえらい激坂であったのを覚えている。後方に太平洋が広がっていて、少し登っては振り返り海を眺めてまた登るという作戦で行った。不思議と疲れを感じず、頂上の小さなトンネルを抜けて山側の集落に降りると、興国寺があったっけ。そう、紀伊由良駅の前に出たのであった。

由良駅からは輪行して車中の人となり、のんびりと帰ってきた。あの時は、泥除けをつけていたので、このチューブラー車も輪行時は大変だった。わっぱを外してから、泥除けの分解にかかり、フォークを抜いてという作業を駅前でやってたら、タクシーの運ちゃんがようやるわー、とういような顔つきで見てたっけw。(・∀・)

まず、日帰りなら、泥除けをつけないことにした。連泊するような場合だとつけていく。途中土砂降りになっても泥除けがあれば、なんとかなるから。

久しぶりにロングフラップの中身を点検することにしようかな。賞味期限の切れたカロリーメイトが出てきたりw…。まず、このバッグにも散々お世話になったもんだ。
(=^・・^=)

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