脱ロードバイク化の構想。

 この前、奥瀞道路を快走してきたケルビムのロードバイクであるが、自分の走りにはなにか腑に落ちないところがあって、あそこをこうしようとか、ここをどうしようとか…、要するにまた、改造したい欲求が出てきていろいろ構想を練っているところなのである。

思えば、日本という国、どこへ行っても激坂だらけ。貧脚を補う手立ては低いギア比でくるくる回すという乗り方。それにしても今のロードコンポのアルテグラの構成は早く走るためのもの。私にとってはあまり快適とは言えないな、と思う。

それで改造プランであるが、まず、ドライブトレインの大幅な換装を計画してみた。まず、チェンホィールをフランスはTAのpro 5visの44x26Tに変更。それに伴い、リアスプロケなどを9速に変更する。使用上9速までは対応できている。メーカー推奨は8速までだが。

フロントのインナーを小さくして全体に軽量化を図りつつ、リアのスプロケも11-25Tの9段にしてみようか。これでほぼ1対1のローギア構成となる。ほぼどんな山坂もクリアできることだろう。

もちろん、こうした変態的なロードの組み方をすると必然的にSTIなどは使えない。それで、例のサンエクシードのWレバー用ダウンチューブバンドを付けて、Wレバーを使用する。これは今も付いているが快適。昔の変速のフィーリングを楽しんでいる。

まず、ギア板、BB、チェーン、スプロケを揃えないといけない。徐々に購入していこうかと思う。一度にやるとかなり出費になるので、苦しい。徐々にである。(^^)

この細身のクロモリにTAのギア板は意外に合う。見た目がかっこいいし、おしゃれ。

クランクは外してあるサンエクシードの5ピンがあるので、それを使う。170mmである。

チューブラーと軽いギア比の構成はたぶん、パスハンターというような性格の自転車になるだろうと思う。チューブラーは軽く走り、乗っても押しても軽かった。もう少し、タイヤのバリエーションが使えれば言うことなしだが、タイヤのクリアランスの関係でこれ以上太いものは入らない。残念。本当はクロス用のタイヤが使えればいいのだが。

以前は、ハンドルもブルホーンに変更して、パスハンターもどきにしていたが、今回はハンドルはそのままのランドナーバーでいく予定。ランドナーバーは両肩がせり上がっていて、楽なポジションが取れるのと、下ハンを握りやすいというのがあって、ずっと使い続けている。

自分の今の走りに一番合う自転車となるよう、改造したいかなと思っている。世のローディからすれば、邪道だろうが、ロードコンポはちょっとしんどいかな、と思い、このような魔改造を思い立った。

部品が揃い次第、作業予定である。

(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
シマノ製FDのキャパシティは16Tだったと思いますが、44x26Tでも作動するのですね。
サンエクシードは、ギアの組合せが自由自在なので以前から気になってました。

今まで気が付きませんでしたが
11-25Tの9sは、21・23・25tの繋がりが、11速と全く同じなんですね。
確かにヒルクライムには最適かも知れません。

私は、サイクリングロードしか走らないため
12-23t 10sにしたいなぁと思ってますが、検索しても見付からないです。
この組合せのスプロケは、廃版になったのかも知れません。。。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
TAのpro 5visは今や貴重な選択肢です。
なぜかというと、軽量化という意味合いで、アウター、インナーともに小さくして軽量化できるのは、このチェンホィールしかないからです。さらに追求するなら、BBもトーケンあたりのチタンに変えればかなり軽くなると思われますが、お金がその分かかりますからね。(・∀・)
シマノのFDですが、キャパが16Tなんですが、現実フロントインナxリアトップというような組み合わせは使用しないので、問題ないかと思います。安全圏にするとなるとフロントを42Tにする、ってな方法がありますね。
それと当然、この組み合わせにすると、リアスプロケも25Tあたりまでで済みますので、軽くできるのです。
シマノもいいのですが、アウター50Tは飛ばさない私には必要ないかも。
12−23tとはまた非常なクロスレシオですな。平地仕様ですね。(^^)

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