専用工具。また買うかどうするか…。

 BBのタッピングやフェイシングなどを行う専用工具を数年前に買った。まだ使用したのは一度か二度くらいである。(・∀・)

そんな登場機会の少ない工具に数万円もかけるのか?と問われるが、自転車いじりの楽しさはその専門性も相まっていて、各部にそれぞれ専用工具があるのがマニアにはたまらないのである。かのフランスのVAR工具には、1980年頃にダニエル・ルブール氏による素敵なイラスト画によるVAR工具の集大成のカタログがあった。今でもお宝である。

あれから40年近く経ってしまい、すでにその頃のクロモリの1インチ規格の工具類は過去のものとなった感がある。しかし、私のように未だに鉄のフレームにこだわり、ずっと1インチ規格を信奉している者にとっては今でもなくてはならない工具たちである。

私の専用工具は玉石混交であって、日本の宝山ほか、フランスのVAR、ドイツのcyclus、アメリカのpark toolや台湾メーカーのものもある。本当にそのとき見つけたら、すぐ購入してきたので、こういう構成になった。いつか、この工具類も全部ご紹介できればいいが、数が多いので、なかなかその機会がない。

大型の工具ケースを一つホームセンターで買ってその中にいつも使うものを厳選して放り込んでいる。

一番使用頻度が高いのは、振れ取り台とセンターゲージ。これはいつもよく使う。長年乗っていると必ず、ホィールの横ブレや縦ブレが出てくるものである。それを時々、修正してやっている。これは本当に楽しい作業。

今まだ、持っていなくて悩んでいるのが、ヘッド周りの切削工具である。これ、必要性から言うとなくてもなんとかなるが、あったら精度を出せるので、組付けがきちんとできると思う。ebayなどでも昔のVAR工具の中古品が出ているが、高い。(・∀・)

私が注目しているのはドイツのcyclus toolsである。ここのものはリーズナブルなものが多く、アマチュアの人にも手の届く価格で提供されている。それでいて、よくできている。リアのカセットスプロケを取り付け取り外しのためのカンパとシマノのロックリングの専用工具は非常に重宝している。

長年探しているのはVAR工具の泥除けパンチである。これはペンチのように泥除けを挟み込んでぱちんと一発でだるまネジの穴を開ける工具である。これがあれば、泥除けの取り付けはかなり楽になると思う。欲しいが絶版工具のため、なかなか入手は難しい。

と冬場などになって天候も良くなく乗れない日が続くとメンテの必要性に迫られ、まだ持っていない工具を欲しいと妄想する日々である。

私のように専用工具を集めるのが好きな人は他にもいるのだろうか?

自分でもちょっと変わっているな、と思う。

(=^・・^=)

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