【レポ】有田鉄道跡と野上電鉄跡を巡る。

三連休の初日は、予定通り廃線跡巡りをしましたです。家から自走で約100キロとちょっとしんどかったけど、なんとか完走できました。

本日のコースです。ちょっと紀の川サイクリングロードが工事中で、迂回路を通らないといけなかったりでした。↓


しかし、久しぶりに走ると峠がキツイこと。それも越えるともう余力残ってません。(・∀・)

お写真をたくさん撮りました。

 これから越える長峰山脈です。これがキツイ!

 いつもの橋のところまでは乗ってこれます。問題は、ここから先。延々つづら折りが続き、10%くらいの勾配がずっと続くのです。



 こんな感じのいやらしい坂がずっと続きます。


 黒沢牧場の上くらいにまで登ってきました。もう峠は目の前です。

 
 これが峠です。名前は? 何ていうんだろう。

 峠から一気にダウンヒルで、道の駅明恵ふるさと館にてシラス丼定食をいただきました。真ん中の湯浅の醤油をたっぷりとかけて食べます。

 やってきました。金屋口駅跡です。今は鉄道公園になっています。

 ホームも当時そのまま残ってます。


 こんなバスみたいな気動車が走っていました。

 鉄道交流館だそうな。車庫には国鉄時代のキハも止まっていました。


 SLをバックに記念撮影でご満悦です。

 ここ終点の金屋口駅跡から藤並駅まで廃線跡がサイクリングロードになっています。ポッポ道っていうらしい。

 みかん畑の中をのどかに行きます。

 車軸が転がってたり…。

 御陵駅跡。


 途中、鉄橋がそのまま残ってたり。(・∀・)イイ!!

 有料道路の下を通るともうすぐ藤並駅です。

 JRきのくに線と並行して走ります。

 醤油の町。湯浅町にやってきました。老舗の角長の蔵がありますね。

 今日は山越えせず、湯浅湾沿いにのんびりと行きます。





あの半島の先までみかん海道が続いています。これから登ることになります。しかし、もう足が残っていません。押しですな。(^^)

 みかん海道からの太平洋の眺め。絶景です。もっと天気良ければ最高だったのですが…。


 適度にアップダウンあります。

 辰が浜漁港あたりまで来ると、反対側に有田川河口が見えます。


 海南駅からは野上電鉄跡のスタートです。ここから仕出し屋の田中屋さんまで辿ります。

 健康ロードというらしい。なぜか、ゴッホの絵が。(^^)


2019.2.23 土 晴れのち曇り。

雨の予報がなくなったので、今日は前から気になっていた有田鉄道廃線区間と野上電鉄廃線区間の調査をかねて家から自走で往復サイクリングとなりました。

まず、紀伊半島は東西に山脈が数々走っている地形のため南北に移動すると必ず、 激坂を越えるはめになります。今回は有田へ抜けるために長峰山脈を越えました。R424です。生石高原へのルートとして有名ですね。

なんといっても私、食っちゃ寝の繰り返しで体重は60キロオーバーになったし、筋肉は落ちるしで、がたがたなありさまなのです。それでも思い立ったら実行とばかり今日は意気込んでスタートしたわけです。二階から久しぶりのクラブモデルを担ぎ下ろし、空気圧などをチェック。よし、スタート。

いきなり紀の川の河川敷の途中で、工事通行止めと看板がありました。なんでも2月末くらいまで紀の川サイクリングロードの改修工事だそうな。仕方なく、迂回路をR424へ合流します。しかし、このR424といいR42といい、車が多い上に路肩が狭く超危険。もう走りたくないコースですが、どうしても南方へ行くとなるとこのルートになるのでした。

今日は最初から超追い風! 電動アシストか、というほどに前に進むのです。あっというまに海南の田中屋付近まで来ました。帰りはさぞ地獄だろうな…。(予想通り地獄でしたよ。(;´д`)トホホ…)

長峰山脈を前にまずは写真などを撮っております。これからまたあの地獄のつづら折れを登らされるのか…。まー、まだ足は十分にあるから大丈夫。途中、10%越えるようなところはもうすぐに降りて押しました。今日は長丁場ですので、こうでもして足をちょっとでも残しておかないと完走も危ういかもしれないな、と思いました。

乗ったり押したりののんびり走行でようやく峠に到着。今日は曇っていて、遠景がぼんやりですね。残念。

峠から下っていると寒い。そう。ウィンドブレーカーを着るのを忘れてた。停車してウィンドブレーカーを着ます。これで、一気に道の駅明恵ふるさと館まで快走です。はらぺこなので、すぐにシラス丼定食を注文。700円なり。私は、少食なので、これでちょうどよし。100円プラスするとめん類とセットにできるよう。

さて、出てきてベンチで休憩と思ってたら、先客がいた。バイクの兄ちゃんが座って弁当を食べている。横に座るのも悪いので、すぐスタート。この先の鉄道公園で休憩すりゃいいわ。

金屋口駅跡に到着。それにしても午後になって風が出てきたな。ものすごい風圧で飛ばされそう。写真を撮るのに愛車をもたせかけてると勝手に動き出し、慌てて止めてセーフ。(^^)

しかし、この有田鉄道。昔はみかんを満載で湯浅港まで輸送していたそうな。昔は藤並駅より先まで続いてたんだって。今はその鉄道の一部がきのくに線複線化に利用されてるとか。

さて、SLをバックに写真も撮ったし、いよいよ有田鉄道跡をサイクリングするぞ! ぽっぽ道というかわいい名称が付けられているようです。みかんがたわわに実ったみかん畑の中をのんびりと行きます。サイクリングしている人をみかけなかったけど、なぜだろう? こんなにいいコースなのに。

5キロほどで藤並駅に到着。トイレ休憩。
その後は湯浅町に着き、ここから海岸沿いに栖原を経て、みかん海道へと向かいました。

しかし、みかん海道。かなり山の高い所を通っていて、いきなりの激坂が迎えてくれます。もう余力ゼロですので、当然の押し歩き。いいのですこれで。ツーリストなので、と勝手に納得し、ポクポクと歩きます。

ブーン、ブーンと不気味な風音を響かせながら頂上の風力発電の風車が回っていました。今日は飛ばされそうなくらいの強烈な風のため、倒れるんじゃないか?と近くを押し歩く途中、上を見ます。もし、倒れたらイチコロだな。

風車を過ぎると地中海のような暖かな日差しがありました。途中の展望レストランはすごいお客でごった返しておりました。この前新聞に載ったからかな?

この先の東屋はと…。おっと、ここにも先客が。どうもこのみかん海道は平日の方がいいみたいです。

ダンシングしたりして、坂をやり過ごし、止まっては写真を撮る。あっという間に辰が浜漁港に降りてきました。ここからは恐怖のR42号です。走りたくないけど輪行するには距離が短い。それで、自走で行きます。ダンプがすれすれに通っていったりで生きた心地がしません。もっと怖いのはトンネル内。まだ短いのでいいけど。

それにしても有田から北に向かうのはもろに向かい風。踏んでも踏んでも進まない。バテてくるし。マツゲンの看板が下津あたりで目に入ったので、トイレも寄りたかったので、すぐに停車。自販機でペットボトルを買い直し、ボトルゲージに放り込む。排水口をよく見ると、100円玉が落ちていた。しかし取れそうにないので、そのままになっているようですな。

さて、行くか。お腹が減ってきたわ。さっき食べたけど、走り通しなので、すぐ消えるのか。なぜか、コンビニのジャンボフランクが食べたくてしょうがない。次のコンビニで食うことにする。

海南駅にまでふらふらとダッチロール状態でたどり着きました。もうヘトヘトです。強烈な向かい風にどんどん体力を奪われ、もうレッドゾーンです。しかし、救いはもう激坂はない!ということ。このまま野上電鉄跡をのんびり辿り、朝来たコースを辿れば帰れます。

足がプルプルしているが、ゆっくり回せばなんとかなるやろ。それでローギアでのんびりと回しました。野上電鉄跡は、途中、高校生が描いたゴッホの絵とか、面白いイラストが満載です。この健康ロードは老若男女の憩いの道となっているようです。

風洞実験かと思うほどの強烈な向かい風にもめげず17時過ぎに無事帰還しました。
あー、久しぶりの100キロ。堪えたわー。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿