発展途上のディスクブレーキ。

最近、クロスバイクやロードバイクにもディスクブレーキの波がやってきた。雨の日でもよく効くし、安全だということであっという間に広まった感がある。

しかし、ちまたでこのディスクブレーキだが、車軸の剛性が不足していて、フルブレーキングするとずれたりして、音鳴りが発生したりすることある、とのこと。

最近は、QRに加えて、スルーアクスルというのも流行ってきたが、それでも車軸のところの精度が悪いためにガタが生じ、フルブレーキングするとズレが生じるのだという。力がディスクブレーキの場合は一気に車軸中心に集中するためにこうした現象が起こるのだろうと思う。

私はというと、ディスク車に興味はあるのだが、いかんせん、輪行時の煩わしさがあるのでは?という心配で未だに手を出していない。

日本のように鉄道網が発達していて、出発点とゴールが違うというコースの場合、帰りは必然的に輪行になるわけで、輪行時に車輪を手軽に付けたり外したりということができないと具合が悪い。

それと、ディスクブレーキの場合、フォーク抜き輪行というのができない。いや、工夫すればできるのかもしれないが、やっているのを見たことがない。泥除けを付けるのだったら、フォークを抜かないと非常に荷物が大きくなって厄介だ。

velo orangeからディスク対応のツーリングフレームが出ていたのを見た。なかなか魅力的である。が、コラムは今時のアヘッド式で、やはりフォーク抜きはできないようで残念だ。

外国製だから、フォークまで抜いてバラすというのが信じられないのだろう。日本の場合、輪行規定は細かく決められていて、袋の最大サイズも決まっている。まあ、現状はグレーゾーンだが、いずれ輪行時に事故が発生すれば、一気にバッシングされて終了となる危険がある。

話がそれたが、ディスクブレーキはよく効く反面、車軸の剛性を解決しない限り、実用的ではない、と思う。
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