やっぱり昔の自転車の方が好き。(゚∀゚)
私が自転車にハマったのは、今から40年ほど前です。そう、1980年ごろだったと思います。偶然にも高校の遠足でインテックス大阪での国際見本市に連れて行ってもらう機会があって、大変興奮したのでした。
当時、シマノとサンツアーという両雄を中心に様々な国内メーカーが展示されていました。カタログ見放題、取り放題、と天国のような内容。
サンツアーの展示員の人に無理を行って巨大なサンツアーステッカーをもらいましたっけ。
まさか、その後サンツアー自体がなくなることになろうとは…。
当時はランドナー全盛期でして、サンツアーが自慢のコンポを搭載したランドナー試作車を展示していましたね。アッセンブルされていたのはBLですよ。チェンホィールは杉野のプロダイ6でTAのそっくりさん。
トリプル仕様だったな。
このようなツーリング車を作るのが夢でして、夢中になって見入っておりました。
当時を振り返るとなんて贅沢な(私にとってですが)遠足だったのだろうと思います。
そんなこんなことを考えていますと、今どきの自転車にはときめかないのです。理由はあまりに複雑でメンテナンスなんて自分でできないし、やろうとも思えないから。
例えば、Di2がバグったとして、どこが原因か?究明するのにかなり時間を要します。こうした電子部品が介在するともう人間の手には負えませんね。
車もこのような仕様になっていて、ディーラーでも手に負えず、本社送りとなり、完治するまでかなりの時間がかかるようです。
ワイヤーの内蔵工作もそう。引きが重くなったとしても、どこで引っかかっているのか、これを知るすべはありません。全部引き抜いて、ばらして一からやり直し。でも、ハンドルに沿って内蔵されているインナーワイヤーをきちんと通すだけで一苦労です。
昔のロードレーサーみたいな自転車だと目で見て、すぐ不具合箇所がわかるので、一発で復旧OKですね。
エアロ効果などより、いざ、というときのメンテナンスのやりやすさの方が遥かに大事だろうと思います。
ツールなんかのレースでは専用のメカニックがいて、車載で自転車丸ごと入れ替えてくれるから、なんでもありなんだろうけど、一般人はそうはいきません。
出先で不具合起これば、全部自己で解決しないといけませんから。
そういう理由で私はチューブレスレディに反対です。ああいうややこしい機構のものは、自転車に取り入れてほしくない。WOのチューブ入りで十分じゃないでしょうかね。
そういうことをまとめると、私がもし、次車を作るのなら、また東叡とかクロモリの自由の効くビルダーにオーダーして、メンテナンスのやりやすい、昔風の自転車にする、と思います。
幸い、まだ規格の合う部品も販売されているので、作るのは簡単です。
ま、そうそうすぐにはやりませんけどね。
延々、今どきの自転車へのぼやきを書きましたけど、
昔の自転車が誰がなんと言おうと好きなんですわ。
(=^・・^=)
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