菜種梅雨か…。

 菜種梅雨とは、3月下旬から4月上旬にかけて降る春の長雨のことで、菜の花など春に咲いてくる植物にとっては恵みの雨である。

しかし、サイクリストにとっては辛い季節だ。予定を組んでいてもころころと天気が変わり、当日は無情にも雨、ということがよくある。日帰りだと予定を変更すればいいのだが、泊まりだと雨天の中の走行を強いられる。(T_T)

私は雨天でも別に嫌ということはない。泥除け、雨具などの装備を完璧にしていれば、全然問題ない。むしろ心地よい。春の長雨は暖かくて気持ちいいと感じるくらいだ。

それに空気中に漂う微粒子を全部落としてくれるから、清浄効果もある。

昔の旅のことを最近知りたいと思い、文献を探したりしている。真っ先に思い浮かぶのは松尾芭蕉の奥の細道だろう。現代語訳も出ていて読みやすい。kindle版もあるみたいで、楽しみだ。

ゆっくりと購読して読もうと思う。それに司馬遼太郎の街道をゆくシリーズだ。全巻そろえるとかなりになるが、私はもう今や、電子本しか買わないので、スペースに困ることはない。

長雨の季節は晴耕雨読である。雨なら読書というのがいい。好きな本を好きなだけ堪能する。至極幸せだ。昔はこれでよく図書館にも通っていた。堺市へ引っ越した頃は図書館通いが好きすぎて住宅物件も図書館の近くをわざわざ指定したくらい。

借りる本は探検本ばかり。世界ノンフィクションシリーズには随分とお世話になった。今探していると、電子本でも出ているようだ。しかし、価格が高い。(T_T)

電子本の価格が高いのが謎なのである。発行部数など関係なかろうに、と思うのだが。電子本なら印刷しなくていい。コピーも無限だろう。なのに価格が紙本より高い場合がある、というのは一体どういうことなんだろう。

興味のある分野はたくさんあるが、最近は和泉葛城山系の役行者の修験道が気になっている。和泉山系に28宿あるという。友ヶ島にもあった。その中心地は犬鳴山である。滝修行など荒行で有名だ。

こういう修行の場である経塚を巡る旅も面白そうである。役行者関連の本も探して読みたいと思う。

紀伊半島はいいところだ。熊野古道もあるし、街道もある。サイクリングのコースはたくさんあるのである。

本を読んだら、また参考コースを引きたいなと思っている。

(=^・・^=)

コメント

人気の投稿