さて、困ったTOEIくんのブレーキをどうするか…。

TOEIくんであるが、私のは、オーダー時にカッコエエと思い、ためらいもなくサイドプルブレーキを指定しました。ガードが付くので、ラージアーチのものとなります。ラージアーチは、種類は少ないものの、市場にはあるようです。しかし、ここで最大の難関が立ちはだかります。そうです。
私のように輪行愛好者には、前後のブレーキ処理が最大の山場だったりします。普段はランドナーで輪行するときは、レバーのQRを開放し、簡単にハンドルとブレーキワイヤーが分離されますので、簡単に袋に収納できるのです。しかし、今回のようなブレーキ本体とレバーが分離できないものは、難儀しますね。それで、妙案を思いつきました。このTOEIくんは、幸いなことにヘッド抜き輪行に対応した丹下のヘッド小物が付いております。試しにロックナットを外すと、ままねじ山の寸法があるではないですか！　恐る恐る手元のFアウター受けを挿入してハメてみましたところ、ねじ山が半分くらいになるものの締め付け強度には問題ないのではないか！　それにここはマイクロアジャスターがかまされているので、それほど締め付けトルクなくても大丈夫です。私もいつも輪行時は手でナットを閉め込むだけです。

すると、浮上してくるのが、センタープルブレーキの登場です。そう、まさに昔の魔物によく直付されていたやつですよ。ま、直付ではないけど、それもまた味があっていい。

市場には、ダイアコンペからGC610という格好の部品があるのです。この前に諏訪湖のオフ会のときに実物見せてもらいましたが、まー、良かった。アーチ寸法もガード付き車にちょうどいいみたい。

で、前後をセンタープル化し、ブレーキレバーをQR付きの仕様とすると、ブレーキワイヤーが簡単に外せます。これで、後は、後輪のガードを分割仕様とすると、簡単にランドナーと同じようにヘッド抜き輪行でコンパクトにどこへでもお出かけ可能となるわけです。

これは買うしかないでしょう。
ということで、今度の休みにもう一度検討してみますね。 (=^･^=)

●参考部品。↓

ダイアコンペ [DIACOMPE]

#1255　アウター受け-フロントノーマルヘッド用

ダイアコンペ [DIACOMPE]

GC610-センタープルブレーキ　カラー：シルバー