懐かしいショップの話。

その昔、高校生の頃、和歌山市内にはサイクリストの集うショップが二件ありました。ひとつはヨシダサイクルさんで、もうひとつは垣下サイクルさんです。

両店とももう今は廃業されていてないそうです。寂しいですね。

ここの店に紀の川市の自宅から自転車に乗って出かけて行くのが楽しみでした。店先にはマニアのランドナーが止められていて、注目でしたね。

店内に入ると、陳列ケースの中にはカンパを始め、お宝パーツがてんこ盛りでした。当時はお小遣いも乏しく到底買える金額ではなかったので国産の廉価なパーツばかり買っていました。

最近、ランドナーにまた乗るようになって、こうしたランドナーに似合うようなパーツをショップに行っても売っていなく苦労します。今はネット通販があるので、検索して注文したりして到着を心待ちにするのです。しかし、やはり実際に店に行っていろいろ見て選ぶのは楽しみですね。

最近は天王寺のトモダさんもどうしているのかな? 当時はサイスポにイラスト広告が載っていて、毎回見るのが楽しみでしたね。あそこはワールドパーツカタログという通販用の分厚いカタログを発行していてそれを買って見るのが毎晩の楽しみでした。トモダのオリジナルブランドが確か、サンセットだったと思いますが、どうして日没なんだろうな?と不思議に感じました。サンライズの方が日の出で意味合いがいいのにね。

当時は高級品は買えなかったけど、廉価なパーツをグリスアップしたりして、楽しい時間を過ごしていました。本格的にバイト収入が入るようになってVARなどの専門工具にのめり込み、通販で買ったりしました。あまりに次々と注文するもんだから、業者向けの展示会の案内が届いたりして笑いました。(^^)

初めて、ヨシダサイクルに行ったときにこれまた初めてチューブラータイヤというものを実際に触ってびっくりしたのでした。カンカンに空気が入ったそれは普段使っているWOタイヤとはまったく違い異次元な世界の品物でした。当時はホィールを持っていないくせにチューブラーを研究用に買ったりしておりました。(^^)

今は、町の自転車修理屋さん、とかあさひとかいろいろお店が出来ていて自転車がブームになっているのかなと思いますが、もうあんな駄菓子屋みたいな雰囲気のおもしろいお店はないので、寂しいです。
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