寒波の影響か、天気が良くない。(;_;)
ニュースによると、国内で飼育されているラッコが鳥羽水族館だけとなり、見学が1分間となるらしい。そうまでしてラッコを見たいのか?とも思うが、居なくなるとなると何が何でも見たい、という人が現れるようだ。
動物園は悲しいところである。私はめったに行ったことがない。狭い檻の中で飼育されている動物を見るのが悲しい。人間のエゴで連れてこられ、自由を奪われる。
やりたくもない芸を仕込まれ、一日中こき使われる。年老いたらお払い箱だ。
かといって、自然保護区でも密漁が後を絶たない。
じゃ、お前は肉を食べないのか?と聞かれると何も言えなくなる。
一度、完全に植物由来の食事にしたらいいのかな、と考えたことがあった。動物を頂くというのは、その動物に感謝して残さず食べることだと最近は思うようになった。しかし、店頭で売られている鶏肉などを見ると、元はどこかで飼われていて、殺されて肉になったわけで、食べるために飼う、ということになにか疑問を感じているのであるが、そんなこと言っていたら、何も食べられなくなるじゃないか、とも思う。
大豆で作ったジャーキーというのを試しに買って食べてみたら、これが案外うまかった。硬いのであるが、噛めないことはない。噛めば噛むほど、お肉のような旨味が口の中に広がる。私のような酒飲みには、もってこいのつまみである。
最近は、ヘルシー志向が強く、ハンバーグを作るにしても入れる具材として、豆腐の割合を増やしている。100%豆腐にすると、あまり美味しいとは思わない。ミンチ肉を少し入れる方が美味しい。
さて、毎日、献立を考えて、晩酌をするのが非常に楽しみである。私のような変人は肴に古物の自転車部品などを傍らに置き、それを眺めつつ杯を重ねるのである。
ユーレージュビリー。まさに言うとおりに自転車部品においては、宝石である。そのあまりの美しさ故に所有してはいるのだが、未だ付けていない。(゚∀゚)
前後セットで持っている。私のお宝だ。それと酒の肴である。
傍らにある東叡車も、お宝だ。フレーム各部の特殊工作にしびれている。未だにこのような懐古趣味で楽しんでいる私は確実におじさんである。(゚∀゚)
以前、輪友のお宅に泊めていただいたことがあったが、始まった酒宴では、数々のビンテージ部品の肴を眺めつつの自転車談義でそれはそれは楽しかった。
こういう人の奥様になる方には、相当の理解がないとうまくやっていけないだろうな、とその時思った。幸い、輪友の生活は順調であるようだ。
また、春めいてきたら一度逢って、いっしょに走りたいなと思うのである。
紀ノ川沿いには、素晴らしいコースがいっぱいある。もちろん、紀南にもある。紀伊半島はいいところである。
海、山、川と揃っていて飽きが来ない。一山越えると人知れず存在する山村などがあり、寂れた神社などがぽつんとあって、案内看板などを読む。
以前、中辺路の鮎川から奥へ入り込んだところに、餅つかぬ里、という妙な看板があった。よくよく読んで納得した。こういういわく付きの里が好きだ。水呑トンネル手前の集落である。
自転車を走らせていると、こういう謎めいた里に出くわすことがよくある。それと水場である。日本は清流が多く。湧水も非常にたくさんある。夏の炎天下に峠直下でこういう湧き水に出くわすと、まさに九死に一生を得たような感じになる。
タオルを冷たい水に漬け、頭に巻く。朦朧としていた頭が冷やされて正気に戻る。
毎回、なんでこんなしんどいことをやっているのか?と自問自答するが、やがてピークに来て、よっこらしょ、と座り込み、周囲を見渡して一人山の気を吸い込む。
傷の付いたフレームをしげしげと眺め、長年連れ添った相棒に感謝する。
人心地、気持ちの良い風が吹き抜けていく。さて、これからひゃっはーのダウンヒルである。これがあるから、しんどい押し歩きや登坂も嫌になることはない。
自転車での峠越えには独特の楽しみがある。一山向こうの景色はどうなっているのか?子供の頃からいつも遠くに見えている和泉山脈を見ては、大阪の方の景色を思い浮かべていたものだ。
峠を越えて、鉄道に自転車を積んではるばると遠くへ走りに行く。これが毎回楽しくて病みつきになった。今は、運転免許もあるし、車もある。道路も良くなったので、ほとんどは車載である。
気ままにふらっとでかけてみたい。綿密に計画しても楽しいこともあるが、期待はずれ、迷子などいろいろ経験するとそれが実は旅の醍醐味であるな、と実感するわけだ。
都市部のポタリングもいっときやっていたな。気になるカフェとかお店をめがけて街中の路地をうろうろポタリングするのである。
自転車の移動速度がちょうどいい。
春になったら、またぶらっとどこかへハンドルを向けたいなと思う。輪行袋という魔法の絨毯さえ持っていれば、どこまで行っても安心だ。
駅前の解体ショーももう慣れたもの。
あぁ、春が待ち遠しい。
(=^・・^=)
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