環境問題、社会問題…、私流に考えてみる…。

環境問題もここ最近、新聞に載らない日はないくらい。同時に社会問題。テロ事件だとか、貧困問題。脱法ハーブだとか…。

これらも問題が顕在化すると、すぐに法令整備ができて、ハイ、解決ね、と思わされているが、実のところ、解決はしていない。

環境問題は、要するに資源の偏在化と計画的消費、リサイクル思想のなさ、などがおおまかな原因である。資源の偏在化は、現に国境問題というのが立ちはだかっていて、地球規模での全体消費を考慮すると、毎年、これくらい使って、これくらいずつリサイクルして、などとシュミレーションして、もし、その通り実行できれば、かなりの浪費が省け、環境保護に役立つと思われるが、実際は、国益が、とか、領有権が、とかのくだらん理由でなし崩しである。どこぞの首相は早々に脱中東政策だとかで、パプアニューギニアにODAで200億円もの資金を供与したとかw…。利権見え見えである。

貧困も、食料を買うお金がない、家を借りるお金がない、働き口がない、…、といろいろな理由が複雑に絡み合って、がんじがらめになっている構図。一つ一つ冷静に解決法を見つけるしかない。一昔前は、血気盛んな革命家などが、革命を起こし、国家を作り変えようと企んだこともあった。某カルト宗教の教祖などw…。(・∀・)

しかし、理想を追求する人に限って、目の前のことしか実は見えていない。

人は、誰でも10年先のことなどは考えていないらしい。
今から10年後、あなたは誰といったいどこで暮らしているか? 答えられる人は少ないだろう、と思う。それくらい、予測できない。しかし、莫大な財源を効率よく無駄なく使うには、こうした10年設計、50年設計というのが絶対に必要だと思う。

無駄な公共工事もいいかげん、なしにしたら?…、と思うが、お上の一端決めたことは絶対に決行する、って変なキマリがこの国にはあるらしい。
京奈和道路もそう。リニア新幹線なんて、この先の人口減少を考えるとまったく必要性がない。それともまだ、この先日本人が右肩上がりに増え続けるとでも思っているのかw…。

どこの国も目先の利益のことばかりで、こうしたことを考える人がいないらしい。私は、思うが、もうすぐ、水をめぐる戦争が必ず起る、と思う。水も実は戦略物資であって、資源である。しかも地球上には非常に偏在している。豊富にある国には余るほどあるのに、ない国にはまったくない。ただし、水は、分子構造が単純で、合成しやすい。安価に大量に合成できる技術解決はそう難しくないはずだ。一番いいのは、周りに大量にある海水から淡水を作る技術である。こうしたプラントを大量に安価にできるように日本は技術供与して欲しい。それこそ、こうした援助が後世に残る人道援助だろう、と思う。

私が、一番考えてしまうのは、労働問題だ。
失業者が一向に減らないのは、なぜか?
ひとつは、仕事のミスマッチの問題という。要するに自分が就きたい仕事がない、という理由がそうであるらしい。しかし、仕事というものは、実際に就いてみて、ある程度期間を経ないと絶対に面白みがわからない。最初の嫌な気分だけを味わって早々に辞めてしまう、(私もそうだったがw…。)のは、もったいない、と思う。最低1年。ま、石の上にも3年というが、それくらいやらないと面白いことを体験できないだろう。

それとワークシェアリングの積極的推進。労働時間の短縮。週40時間でもまだ長い! 私が理想とするのは、夫も仕事を15時くらいで終わって帰宅途中にスーパーで晩御飯の材料を買い、家族で協力して、晩御飯を作る、後片付けも何もかも家族で共同分担作業でやる、という図式。これが理想である。そりゃ、そうだ。生計を同一にやってるのだから、こうしないとだめだ。しかし、実際は、仕事場での拘束時間が長い。ヘタすると深夜に帰宅するような会社もまだまだ多いという。人権問題なのではないか?と思ってしまう。

働くということは、誰でも一生つきまとう。楽しく働くにはどうしたらいい?
小学生時代から考えておかないといけない、実は一番大事なことなのに、学校では、まったく教えていない。

13歳のハローワークという本がバカ売れらしいが、実は職業は読むくらいではよくわからない。実際にやってみないと…。

一番いいのは、中学時代くらいから、授業の一環として、週に1日くらいを就きたいと思う職業を体験させるということ。で、合わなければ、3ヶ月くらいでまた別の職業体験をできるということを成人する期間くらいまでに何度でも毎週1,2日くらいの時間でいいから、体験できるようなシステムを考えるのである。ニートというのは、気持が実によくわかる。仕事がキライなわけではないのであるが、なんとなくやりたい仕事がない、という人。実に多いと思う。で、受け入れる側の企業にも一定の補助金などをつけたり、して、積極的にこうした就業体験学生を受け入れるという仕組みを国を上げて取り組まないといけないと思う。

思えば、仕事やケッコンは個人の問題、勝手にどうぞ、って態度で国も行政もやってきたと思うけど、ここまで少子高齢化やニート問題が顕在化すると、そうも言ってられない。
そうした前世紀的な考えが今の閉塞感を生んでいる一番の原因ではないのか?と思ってしまう。

某都議会でのセクハラ発言の内容を見ても、この国の政治家たちは最低レベルの人たちが多いということに気づく。ま、今回の事件を見ても少子化問題は解決に程遠い。
実は、多く生む必要もないのかもしれない。少子でも幸せに生活できる国を目指せばいいじゃないか!って思う。

あー、今日は、朝からボヤいてしまったけど、毎日暗いニュースばかりで嫌になりますな。
(;´д`)トホホ…

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