自転車世界の泥沼にどっぷりとw…。

自転車が好きである。
ナニを今更?と思われるかもしれないが、私に会ったことのない人はふぅーん、くらいにしか思わないかもしれない。しかし、私の自転車好きは尋常ではない。

当時、高校生の分際でVAR工具を買い揃えようと毎月バイト代をせっせとつぎ込んでいた。当時買った#07コッターピンプレスなどは今も健在である。

私は、表向き、勤め人で普通に見えるが、中身は異常者だ。

まず、我が家は一見まともな普通の一戸建てだが、私の部屋とその周辺は異常である。まず、自転車屋か? と思うほどの圧倒的パーツ量と工具類。

そのジャングルの中で毎日、こうしてポタログをご執筆中というわけだw。

斯界に君臨する帝王こと浅麓堂の店主、中堀剛氏は筋金入りの自転車愛好家である。彼は、趣味が嵩じて、我が家をまるごと秘宝館としてオープンしてしまったのである。

残念なことに公式サイトは存在しないが、全国から彼の元へ愛好家が押し寄せ、大変なことになっているという。今、私がもっとも表敬訪問したい場所の一つだ。まだ、取引経験はないが、恐ろしくて簡単には訪問できないw、というのも真実だ。恐らく大枚を叩いて一気にオトナ買いしてしまいそうなのだ。

中堀剛著、「私が愛した自転車パーツ」、グラフィック社、2011

という本は私の麻薬である。それも相当に効く。夜な夜な読んでいると妄想に耽り、激しく現物を入手したい欲求にかられてしまう。こうして、魔界に一歩踏み込んだが最後、外国のオークションサイトebayなどまで駆使して目的のブツを買い付け、悦に入っているわけである。

こうして、買ってきたものは多い。カンパのバレンチノのFとRセット。これはもう永遠のお宝だ。Wレバーは前から持っていたので、これでフルセット揃ったことになるわけだw。Σヽ( ゚д゚)ノ ワッ!!はっは。

奇しくも中堀氏も独身らしい。私も同じくw…。
もうそのうち、家人たちも居なくなり、その後はw…。というと、恐らく、彼の浅麓堂みたいにお部屋中、自転車だらけのパラダイスに浸りきり、訪ねてくる同好の士には快く、乾杯などと称し、気勢を上げ、ミニポリージャポンのような塩梅になってるのかもしれないw。

楽しい、私の老後の妄想であるw。^^;

週末のお気に入りスポットはもう一にも二にも堺市は百舌鳥にある自転車博物館である。ここは素晴らしい! 偉大なる自転車発明の歴史ビデオが泣かせる。当時の天皇家に献上されたペアの自転車とか…。とにかくマニア必見のものばかりで一番和む場所である。中でも地下の一室に展示されている往年のお宝車が素晴らしい!ぜひ!!

ま、私の場合、特徴的なのは、ビンテージ品だけが好きなわけではないこと。
蒐集で常に気をつけているのが、部品のそのもののもつイメージというか、気品というか、そそられるものである。なので、色気のあるパーツにはとにかく現行品であっても買ってしまう。最近は、クランクボルトやWピンなど、些細なカラーパーツに凝っていて、これらを好きなカラーで統一していくのが好きになっている。今集めている色はブルーだ。

これを今、組み上げ中の黒のTOEIスポルティーフに宝石のように散りばめ、美しくアッセンブルする途中なのである。そうするためだけにわざわざ、黒という指定色でフレームをオーダーしたのだw。
((≡゚♀゚≡)

コメント

人気の投稿