これからはメンテナンスモードです。

 メンテナンスモードって?と聞かれると思う。

要するに今所有してる愛車の1インチヘッドコラムのクロモリ車をそれぞれ、長く運用していこうということで、消耗品や交換パーツのストックを定期的にやっていこうという計画である。

代表的な消耗品というか、消滅危機的パーツを優先的にストックしておこうということで、まずは、1インチのJIS規格のヘッド小物である。もちろんの輪行仕様のもの。これが品薄で、いつ枯渇するかとヒヤヒヤしている。次は、泥除け。これも国内の本所が製作しているアルミ製の泥除けは世界的にみてもここしかなく、やはり製造を止めてしまうともう手に入らない恐れがある。

残りはWレバーである。これも風前の灯であり、もうSTI全盛の今となっては化石のような部品である。しかし、手作りするには複雑な機構でまず無理だ。それで、カンパ台座と互換性のあるダイアコンペあたりのものをストックしておきたい。

後は品薄なカンチブレーキとかである。カンチブレーキもディスクブレーキ化が進み、種類がずいぶんと減っている。シマノもいつ製造を止めてしまうかわからない。なくなる前にストックしておきたい。

上引きのブレーキレバー。これも絶滅危惧種である。もう吉貝しか製造していないと思う。品数も少なくいつ枯渇するかわからない。

定番のフランスのTAのpro 5visのギア板。TAが製造を止めてしまえば、もう入手不可能である。

とざっとあげただけでもランドナーに使われている部品は流通している部品と違い、種類も少なく商売的にも儲からない部類である。そのため、いつ製造がなくなるかとヒヤヒヤするのである。しかし、ランドナーの独特の風貌を維持するためにはこれらのビンテージ風の部品が欠かせない。

もともと少ないランドナー愛好者がもっと増えてくれば、部品の流通も増えるのだろうが、その気配はない。現存の愛車をいつまでも今の状態で維持できるかどうか微妙である。

ということで、最近は、新しい車種作りよりも現存の車種のレストア保存に力を注ぐようになったわけである。暇を見つけてコツコツと部品を蒐集していきたいと思う。

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