下り坂のブレーキ加熱問題を検証する。

 いやはや、昨日は散々な目に遭いました。もう少しで熱中症。意識不明となるところでした。この真夏の時期はサイクリングは控えた方が良さそうですな。

さて、昨日、帰りに丸山千枚田からの下り坂。凄い下りで、ブレーキがあっという間に熱くなってしまい、途中、休憩しながら冷まして下ってきました、以前から、このブレーキング時の熱バーストについて考えていたところ、信じられないようなネタを発見しましたので、紹介します。

ま、カーボンホィールの熱バースト問題についてですが、ローディ諸氏のカーボンホィールはいかがな具合でしょうか?

カーボンホイールのブレーキングによる熱問題の考察:各メーカー見解

 カーボンホィールは軽量でいいかも、と思っていたのですが、意外な弱点があるのですね。しかし、このリンクによるとブレーキング時のシューの摩擦熱って半端ない温度になるようです。

ランドナーでももちろん、この摩擦熱によるブレーキング時バースト問題は存在します。ですので、長い峠の下りを一気に下り切るというようなことは私はしていません。途中、必ず、休んで、リムを冷却してからまた下る、というような具合です。

リムと薄いチューブが直に接しているクリンチャーはやはり熱による影響が大きいと思われます。チューブラーの方はタイヤにチューブが包まれているので、まだ安心かと…。

熱バーストでチューブが破裂すると、すごい爆音を発してパンクするようです。(爆

しかし、昔から、クリンチャーにリムブレーキって仕様がずっと続いていて、最近になってようやくディスクブレーキが増えている印象ですが、今後はこういう問題も含めてディスク時代になるのでしょうかね。

(=^・・^=)

 

コメント

匿名 さんのコメント…
これまでアルミMTBで雨天を走る事はなかったのですが、先日、にわか雨に捕まりました。
晴天時は、ほど良い感じでしたが、雨天では制動力が1/3くらいまで低下してビックリしました。

フレームに台座が無いので、ディスクブレーキに興味はなかったのですが、最近は、少し真面目に考えてみようかと思い始めてます。
峠の下りを走った事も無いので、ブレーキが過熱するかどうかは分かりませんが、ブレーキの信頼性は命に直結しますので
前輪だけでもディスクブレーキ(台座付きフォーク)にしたいです。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
日本という国はとにかく山岳だらけ。ちょっと走ると峠になります。小さな峠では問題ないですが、長大な峠となると、下りで、ブレーキの加熱問題が発生します。究極はディスクでしょうね。もう答えが出ています。リムブレーキはどうしてもリムが加熱してしまい、中のひ弱なチューブを傷つけます。私もいつも峠の下りはゆっくりとで、途中休憩しながら下っています。そうしないと熱バーストしてしまうからです。
都心部など平地の運行ではまず問題ないですが、ずっと何十分もブレーキレバーを引きっぱなしの状態になると想定すると、熱バースト問題は起こります。構造的にディスクしか解決策はありませんね。悔しいけど…。(^^)
匿名 さんのコメント…
とりあえず、シューを交換しようかと思ってます。
ただ、SWISS STOPのシューは高価ですね。価格に見合う効果があれば良いですが。

それから、マビックがエグザリット(アルマイトの一種?)というリムを出していて
雨天でも制動力が落ちないという噂です。
ですが、残念ながら、手組み用リムでエグザリットというのはありません。(完組のみ)
オープンプロが、エグザリットになるという噂はありましたが、噂だけで終わりました。
カンパニョーロも、ミレ(姉妹品はナイト)というのを出してますが、
こちらもリム単体での販売はありません。

両社とも専用のブレーキシューを使うため、ランニングコストが掛かります。
(高価で摩耗も早い⇒ボッタクリ?)

私の場合は、Vブレーキ用のドロップレバーを使っているため、
素直に、キャリパーブレーキ用レバーに交換するという手もあります。
(26⇒700cで、シュー位置が上がっているので、レバー比の関係で制動力は落ちてます)

峠の下りを走った経験はありませんけど、
もしリムブレーキのまま、熱対策をするとしたら、以下ですかね?

・重たいリムにする。(熱容量を増やす)
・ディープリムにする。(放熱面積を増やす?)

いずれも、回転外周部の重量増になるので、走りは悪くなり
特に、登り坂が辛くなりそうです。。。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
長い峠の下り坂での熱バースト問題。実に悩ましいですが、昔のツール・ド・フランスなんかを見ると、皆選手は物凄いスピードで下っていますね。しかし、彼らのタイヤを見ると昔はほとんどチューブラータイヤだったと思います。ですので、一つの回答がチューブラタイヤの使用かな、と思っています。長年の経験の蓄積で、チューブラータイヤとリムの組み合わせがいいのではないかな、と思うのです。今は、クリンチャーなので、実に薄いチューブが直にリムと接していて、熱の影響を受けやすいだろうと思います。まだ、チューブラーの方がタイヤに包まれている分、ましなのかな?と思いますが。そのへんはどうなんでしょうかね。
なぜ、あれほど優れた性能を秘めたチューブラーが廃れたのか、残念です。
ま、今後は、ディスク化が進むでしょうから、クリンチャーでもなんでも関係ないといえば関係ないでしょうね。

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