サイクリングヤマト便専用車となる黄色タイヤくん。

 今から10年ほど前までは、よく遠隔地へヤマト運輸のサイクリングヤマト便を活用して愛車を送りつけていた。営業所止めとして送り、最寄り駅から営業所へ愛車を受け取りに行って営業所前で組み立ててから出発というものである。

部分的に壊れたりして痛い目にも遭った。しかし、これらは自分が悪いと思っているので、クロネコさんを攻めはしない。

サイクリングヤマト便は非常に優れた自転車の移動手段である。輪行があるじゃない?と言われるが、昨今、輪行袋のサイズ規定が厳しくなりつつあり、車内でも他人に気を遣うことが多くなったので、私は遠隔地へ行くのならサイクリングヤマト便を活用したいと思っている。

当然、トラックでいろんな運び手に運ばれるので、傷がつく。これはもう宿命だ。必要最低限、走行に支障がないように壊れないように梱包時にRメカを取り外すなど工夫を凝らす。

しかし、フォーク抜き輪行法なら、ヤマトの指定寸法に収まるので、心配はない。確か三辺の合計が203cmだったかと思う。

私の場合、数ある自転車でもクロネコで利用するのは決まって黄色タイヤくんである。このパナソニックのランドナーはとにかく頑丈であり、少々のことでは壊れない。一度、諏訪湖の帰りに送ったらFメカやRメカが損傷してギア板も若干曲がってしまっていたが、これは自分が横着してきちんと対処しなかったからだと思っている。クロネコに罪はない。

往復手ぶらでお土産まで買えるので、非常に優れた手段だと今も思っている。今までクロネコを利用してサイクリングに行ったのは、しまなみ海道と四国の四万十川流域だ。ここらに輪行で和歌山から行くとなると乗り換えが多く、非常に苦難である。何より、列車を予約していたりすると乗り遅れると大変なことになるから、輪行袋を持っての移動には神経を遣う。これがクロネコ利用だと手ぶらなので、何も心配することがない。

黄色タイヤくんは歴戦の勇士である。

私は傷だらけのこのランドナーが好きでしょうがない。ほんとうにいい買い物をしたと思っている。重量こそ重たいが頑強でオンロード、オフロードともによく走ってくれる。時々は通勤にも使っている。

私の所有している自転車の中では唯一の市販車である。量産型だが、よく走る。今は改造を重ね、ほとんどオリジナル部品が残っていない。(゚∀゚)

黄色タイヤくんの変遷はこんな感じだ。 

これからも全国いろんなところをこの黄色タイヤくんで走り回りたいと思っている。

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