最近、地道を走ってないな…。大塔林道懐かしいなぁ。

 最近、サイクリングも梅雨でお預け状態である。走らないことにはサイクリストとしては失格、と思うが、天気が思うように晴れてくれず、休みの日には決まって雨である。

ということで、今日は私にしては珍しく日曜の休日の朝である。洗濯を済ませ、過去の記事を読んでいた。最近、未舗装路をほとんど走っていない。ランドナーを所有しているくせに未舗装路を走らないとはもったいない、と思う。

しかし、自宅近辺にはもう未舗装路が残っておらず、かなり遠征しないと未舗装路を走れなくなっている。

今から10年以上前、まだ、ランドナーという車種を買ったばかりの頃、クロネコで新宮営業所に送りつけ、そこから昼前に出発して、あの大塔林道を東から越えた記録があったので、読み返し、懐かしんでいた。

季節は秋であった。めはりやというめはり寿司の名店があり、そこで昼食を食べるというのが一つの目標だった。しっかりとこれは達成し、満足で店を後にして出発。

しかし、R168の本宮手前あたりで事故って、側溝へ転落。愛車は無事だったが、左手首をついてしまい、後々大変なことになった。

痛くてブレーキレバーをなかなか握れない。後輪ブレーキなので、まだ良かったが、よくあの状態で峠を越えられたな、と今になって思う。

仙人風呂の開幕準備中の川湯温泉を通り抜け、大塔林道に入った。平という集落を最後に人気が途絶えた。熊が出るのではないか?と気が気ではなかった。

熊よけのベルを鳴らしながら進む。

途中からダート区間となる。タイヤを砂利に取られ、なかなか進まない。しかし、久しぶりの砂利の感触がいい感じである。

やっとこさで頂上の大杉トンネルに到着。トンネル内は真っ暗。おまけに夕闇迫る時刻。もう焦ってもしょうがない。しかし、後は下るのみなので、気分的には楽観していた。

安という集落を過ぎ、やがて乙女の湯に到着。たっぷりとお湯を張った湯船に浸かり、疲れを癒やす。極楽の時間であった。

その後、最後のヒルクライムで峠頂上のトンネルに到着、これを超えれば鮎川だ。ココからは朝来駅まで富田川沿いを走る。もう町なので、なにも怖いこともない。

そして、駅前のクロネコ裏で愛車をバラし、車中の人となった。

このときの大塔林道行きは、新宮市から走ったが、時刻的にはやはり西の紀伊田辺駅あたりからスタートする方がいい。その方が余裕を持って走れる。以降何度かこの大塔林道を走っているが、すべて西側からである。

今後行こうとしている百間山渓谷はその大塔林道のすぐ南である。随分と遠いように感じられるが、カーサイなら、すぐだ。早朝出発すれば、楽勝で日帰りで戻ってこられる。

仕事に行っていても暇になるとすぐ次期ライドの計画が思い浮かび、ウッシッシなのである。困ったものだ。少々疲れようが嫌なことがあろうが、次期ライドがある、と思うだけで乗り越えられる。根っからの自転車好きだなぁ、とつくづく思う。

また、今日も行く予定の地域一帯をグーグルマップで散策することにする。見れば見るほど行きたいと思う。

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