2024.11.19-20
天気予報も上々の天気で、まさに自転車旅行には文句なし。で、私は、御坊市の日高EEパークの駐車場に車をデポし、そこから旅行をスタートさせました。
では、どのような旅の顛末だったか、ご覧くださいませ。(^^)
古井あたりからしばらく行くと、黒潮フルーツラインの入口に行き当たります。しかし、ここ、初めてだと本当に入口がわかりにくい。みはらし峠へはここから激坂を登ります。
県道30号線を鶴の湯へ向かっているところ。この道、雰囲気イイんだよなぁ。
やってきました。天神崎。そこに至る手前の小道。ここもいいですよ。自転車には最高のポタリングコース。
このような場所です。天神先は日本のウユニ塩湖とも言われている場所があるみたい。ま、夕方にならないとだめみたいですね。
このような小道が海岸沿いに続いていて最高です。
海も穏やかですね。
田辺市内に来ました。まず、南方熊楠邸は外せませんが。私、本日クリートの付いたシューズで来てしまいましたため、入館を断念しました。庭園とかにダメージあるといけないから。
そして今宵のお宿はゲストハウスブッダ口熊野さん。ドミトリーで二段ベッド。昔のYHみたい。イイ!私は上です。
外観です。なぜか、紀南に行くと肌色の家が多いのです。なぜだろう?
この猫ちゃんは先代猫ですかね。今はもういないみたい。残念。
上富田から日置川上流へ向けて峠を登っているところ。必ず、山越えは避けられない。
しかし、しんどかったな。
やっとこさで着いた峠頂上は新深谷トンネル。これがまた長い!キャットアイのボルト400とテールライトを点滅させて通り抜けましたが、ヒヤヒヤでした。
林間コースがしばらく続きましたが。アップダウンの激しいこと。ヘトヘトですわ。
着ていた裏起毛のジャンパーがあまりに暑いので、脱ぎまして、サドルバッグのフラップにくるんでおきました。容量でかいのでいいのよ、このロングフラップ。
宇津木橋から下流です。もう中流ですね。もう半分かな。
向平に来ました。お決まりの場所から一枚。絵になりますな。
腹ぺこで到着でした。まず、きつねうどんを食べましたが、これが美味。温泉水使っているからだって。
お席の外は清流の日置川です。ごきげんなランチタイム。
そしてこれがきつねうどん。美味しかった。温泉水のせいか、出汁が半端なくうまい。
だいぶ日置川も下流に来ました。大陸の川のようです。
紀伊日置駅に到着したのはいいものの、次の列車まで待ち時間2時間。(´・_・`)ガックリ
天のお告げか、この自転車旅行は本来12月に行く予定にしていたのです。しかし、職場の雰囲気を見るとどうも12月の連休が怪しい。(´ヘ`;)ウーム…
それで行けるうちに行っとこうということで、11月に決行することにしたのです。そうとなりゃ、早いに越したことはない。それでこの19、20の連休を利用して一気に行きました。
天気予報がずっと晴れになっているのも後押ししましたね。まず、紀伊田辺駅近くのゲストハウスを抑えました。ここ、人気あるようで残りわずか一室だったのでした。しかもドミトリーです。
久しぶり。YH以来だな。楽しみです。最初、相方は外国人ね、って言われてて若干不安もあったのですが、当日行ってみると、日本人の同じくらいの年齢の方に変わってた。ε-(´∀`*)ホッ
そうなれば、話は弾みます。このお方、N氏は、なんでも東京から来ていてるのだとか。それで熊野古道に夢中なのでした。定番の中辺路を巡っているようです。で、話の弾みで大辺路の長井坂の話が出て、スマホで私が過去行った写真をみせましたところ、急遽予定変更となったようで、20日、周参見へと早朝旅立って行きました。
ま、N氏とは夜も話が盛り上がり、なかなか寝ません。と言っても時間がまだ19時前なので、お部屋で談笑していたのですが、隣の外国人さんが気に食わないらしく、Be quiet!と怒鳴ってきましたよ。で、しばらくまだ話していたら、壁ドンされました!
さすがにこれはまずいと思い、階下に降りていってリビングでくつろぐことにしました。いろんなアンティークが置いてあり、また、往年の懐かしいラジカセもありました。昭和の時代にタイムスリップしたみたいですごく良かった。
私の幼少期の借家はこのゲストハウスそっくりでした。冬場は隙間風が吹き抜け、電灯のスイッチの紐がゆらゆら揺れるのでした。('A`)
ま、ノスタルジーに浸りながら、お互い明日の予定などを話しして、寝床に入りました。私は二段ベッドの上。彼は下。
兄弟で子供時代、二段ベッドだったので、非常に懐かしかったです。
さて、早朝、4時位にみなさん起き出しております。そして、ザックのジッパーを開ける音がして、ガサガサとやっております。私は基本明るくなってからじゃないと走らないので、まだ、惰眠を貪っておりました。
温かい毛布に包まってときどきスマホで時間確認。
しかし、田辺という町も廃れましたなぁ。私が串本に住んでいた50年くらい前は活気あったのにねぇ。今はシャッター街があちこちにありましたよ。それに空き家の多さといったら。
さて、二日目は皆が旅立った後に私が出ます。自転車も無事でした。ε-(´∀`*)ホッ
露天だったので盗られりゃしないか、とヒヤヒヤでしたがワイヤー錠でアースロックしておいたので無事でした。
ま、むかしのレトロなランドナーを盗ろうというような輩はまずいないかな。('A`)
市街を抜けてやっと朝来です。これであっそと読みます。難読ですな。
で、R311で登校途中の中学生らを見送りながら、私は鮎川を目指します。結構、ダンプとかトラックとかが飛ばしてきて、このR311は絶対にオススメではないです。サイクリストだったら、もっと枝道の鄙びたコースを選ぶべし。
今回の私のように…。(*´σー`)エヘヘ
さて、新深谷トンネルは恐怖のロングで1キロくらいあったな。しかも車も結構来るし…。キャットアイのボルト400を照らしながら、リアはキャットアイのテールで点滅させてなんとか抜けました。しかもいつもブルベ蛍光ベストですよ。
これくらいやらないと命がいくつあっても足りません。
気になってた民宿殿山もありました。しかし、辺鄙なところにポツンと一軒だけ。こういうのに惹かれるんですよね。
そしてまもなく市鹿野。ここに寄りたかったのですが、帰り電車時間と温泉に入りたかったので今回はパス。
いつかここの廃校ホテルに泊まってみたい。
下流に向かっているのか上流に向かっているのか、よくわからん道の付け方ですな。それで停車してはスマホで地図確認なのですが、時々圏外なんですね。(;_;)
僻地だなぁ。
しかし、こういうドキドキ感がたまりません。
そして、止まっては写真を撮りながら、のんびり10時半にえびね温泉に到着。まず、腹ぺこなのできつねうどんを所望。するとできてきた出汁を飲んでびっくり仰天。なんて美味なんだ!聞くとお水も料理もすべて温泉水なんだそうな。
これはまたリピート決定ですね。しかも目の前に清流を眺めながらのロケーション。ここはイイですよ。
この後、しっかりとえびね温泉に浸かったのはいうまでもありません。今日は平日なので空いていました。私の他は二人。入るとすぐに全身ヌルヌルになりました。硫黄の匂いも濃厚です。かなり泉質いいみたい。しかも飲泉できるので、ひっきりなしに汲みに来ている人がいました。なんでも糖尿病に効くとか。
私もたらふくコップでお水をお替わりし、飲みまくってきました。至極満足。
そうこうして、やっと12時過ぎに紀伊日置駅にご到着。ふぅー、くたびれました。
しかし、走りきった満足感で幸せです。これだから自転車旅行は止められない。
もう次回のプランを考えている私なのでした。たっぷり2時間列車待ち。('A`)
(=^・・^=)