人生後半は自動車旅行かな。
生まれつき気管支が弱い私である。この時期、猛烈な黄砂によって日々咳き込んでいる。呼吸がしんどくて死ぬかと思うほどのときもある。
それでとても外を出歩く気がしない。(T_T)
毎日、窓を締め切って部屋でエアコンで温度調整して過ごしている始末である。この気候のいい時期に自転車に乗りたいのであるが、今どきは、黄砂などの大気汚染がひどすぎてそのまま外出するとひどいことになる。
自転車も冬中乗っていないし、もううまく乗れないのではないか、と思う。(;´д`)トホホ…
まあ、自転車を再開しても近所だけしか乗らないだろう。まず、遠方へ乗るということは体力的に叶わない。それにもう今や気力も衰えている。('A`)
あれだけロングライドが好きだったのに嘘のようだ。昔の写真などを見ていると自分ながら、よくあんな遠くまで行ったものだ、と感心する。新宮市。紀伊半島の南の果て。自宅からはかなり遠い。普通、この距離なら宿泊をするのが常套手段だが、若い頃は無茶をして、日帰り弾丸ツアーで臨んだ。
帰りは新宮駅から輪行で帰ってきた。延々深夜のご帰還。
新宮あたりになると終電が早く、19時頃で最終列車となる。紀伊田辺までそれで行って、乗り換えて、御坊まで。御坊駅からまた乗り換えて、延々和歌山駅まで、和歌山駅でまた乗り換えて帰還というわけだ。よくやったな、と今でも思う。
今ではとてもそんな体力もない。まず、紀南へはカーサイ一択である。
今頃では、海外からの観光の人が多すぎて、昼間の各停も満員御礼である。この前がそうだった。('A`) だからサイクルトレインといっても油断できないのである。
熊野古道や風光明媚な紀南へ旅行に来る外国人は非常に多い。那智勝浦の那智滝などパワースポットが特に人気のようだ。
自転車旅行するなら、串本とか勝浦あたりを徘徊して、勝浦で朝ゴハンにマグロ丼などを食したい。いったいいつになったら行けるのか…。もう気力体力もなくなっている。
よく定年後に日本一周などに出る人の記事を見かけるが、凄いな、と思う。会社員時代から体力自慢だったのだろうか。数十キロもあるような荷物をぶら下げて、自転車を漕ぐなど、正気の沙汰ではない。
特に峠ばかりの日本のような国土の場合、どこをどう走っても激坂は避けられない。凄いもんだ。私も憧れはあるものの、実行しようとは今ではもう思えない。('A`)
テント一式を積んで気ままに徘徊する旅というのに憧れがあったが、キャンプ場などというものはたいてい山の上や辺鄙なところにあり、設営するまでの道のりが大変だ。それでもキャンプ自体が好きでよくやっている人はいいだろうが、滅多にキャンプしないのに旅の手段としてキャンプを選んだら悲惨だろうな、と想像がつく。
今どきはキャンプ場の代金も馬鹿にならない。
輪行して激坂などの地帯をワープするという技もキャンピング車の場合、使えない。せいぜいフロントバッグ一つくらいの装備でしか叶わない。
いずれにしても、旅というのはあまり私には向いていないように最近感じるのだ。理由は3泊4日とかの旅程でも最後の方ではもう早く帰りたい、という願望が先にたち、これ以上旅行を楽しめないのである。
こういう感覚はちょくちょく旅行に行っていると感じるのである。住めば都か…。自宅のリビングが何より恋しいのである。
松尾芭蕉のような一生をかけたような大旅行というのは、今はもう無理かもしれない。ま、狭い日本の国土ゆえ、車をフル活用すれば、日数を分けて分割方式で各地を転々と回ることは可能だ。
その場合も自転車は邪魔な存在である。いっそのこと自動車旅行が一番いいのだな、と最近思う。雨天も関係ないし、寝るところもなければ、車中泊となる。
自由度が高いので、おすすめだ。
自転車は雨天時のことをまず考えないといけない。これが煩わしい。
ポータブルカーナビを早く付けたいな、と思っている。
(=^・・^=)
コメント