使用頻度の少ない工具。買うべきか買わないべきか…。

長年自転車をいじっていると次第に工具が増えてくる。私も最初はメガネレンチやドライバーだけでやっていたのであるが、完組をしようとするとどうしても専用工具類が必要になってくるものだ。

今日紹介するのは、使用頻度が極端に少ないにもかかわらず、ないと絶対に苦労するという工具である。一例が右ハンガーワンを締め付けたり外したりするための工具。

Hozan C-358 右ハンガーワンまわし

 この工具、5000円以上もするし、買うかどうするかでたぶん悩むと思います。(・∀・)

でも、組付けならまだしも、ヤフオクなどで落とした中古車をレストアする場合などに遭遇する右ハンガーワンの固着。固く締まった右ハンガーワンはとても強敵です。ちょっとやそっとでは回らないし、まず、逆ネジであることを知っていないとアウト!

ま、国産車の場合ですがね。

イタリアンは正ネジだったと思う。

で、私、マニアなので、当然買っています。これにいつも助けられているのです。右ハンガーワンは緩むと始末が悪いことが多いので、たいてい工場出荷の時点で異常に固く締め付けられています。それにスパナのかかりの部分が薄いため、普通の簡易工具ではすぐ舐めてしまいます。それで、この工具の登場です。両面からガッチリと右ワンを挟み込み、両手でえいやっ!っと力を入れるとスルッとまわります。殆どのスポーツ自転車の昔のカップアンドコーンの右ワンはこれで一発です。

あると絶対に重宝しますが、滅多にしない作業のため、自転車店に頼んだほうが安上がりということもあります。買うか買わないかはアナタ次第。(・∀・)

さてもっと使用頻度の少ない工具となると、フレームの切削工具類になるかと思います。私が持っているのは、現在、BBのタップとフェイシング工具です。これは、チェンホィールをチェンラインに沿って直角に取り付けるために水平を出すのと、ネジの精度を正確にするために購入しました。塗装を頻繁にやったりするのなら、あっても不自由はしません。

ただし、ものすごく高価です。滅多に使わないのとこの価格。購入には何度も何度も悩みましたよ。でも、終活になったら大切に使ってくれる人に譲ろうということで、購入しました。

次に狙っているのが、ヘッドチューブのリーマーとクラウンレースカッターです。これで一応コンプリートとなるかな。あ、ペダルタップとコラムダイスもだ。

自転車って、奥が深いですね。専用工具だけでもこれだけあるんだな。
もういつ自転車店を開いてもおかしくないくらいに集めてしまいましたよ。

とある自転車狂のこぼれ話でした…。
(=^・・^=)

コメント

人気の投稿