フロントバッグ派?それともサドルバッグ派?

自転車には荷物の積載について、最近、ロードバイクなんかだとフレームバッグや巻き上げ式のサドルバッグが流行っていたりしますね。

私は根っからのランドナー好きなので、バッグには相当こだわっています。まず、私はフロント、サドルバッグ両方とも好きです。自転車の形式上、サドルバッグを使うのはイギリス流で、ライトウェイトとなりますかね。で、フロントバッグを主に使うのが、フランス流でランドナーということになるかな。と思います。別に定義はないのですがね。(^^)

私は、普段は一泊2日程度までの旅行を自転車でやっています。その季節の荷物量にもよるんだけど、たいてい、フロントバッグかサドルバッグかどちらか一つで出かけますかね。

宿泊を伴うときは、たいてい旅館やYHに泊まることになるので、それほど荷物もありません。着替えも一着程度で、洗濯して着まわしています。

サドルバッグは前にも書いたけど、英国の老舗キャラダイスのネルソンロングフラップという大型のものです。これは、蓋部分が折り返されるようになっていて、その名の通り、ボタンを外すと、荷物をもう一回りくるんでしまえる容量になります。ジャンパーなどを着ていて暑くなってきたら、脱いでここに丸めて蓋でくるむってことをしてよく走ったりしましたね。
また、このロングフラップは防水性が高く、コットンダックという特殊なワックスを塗った防水仕様で雨にも安心だそうです。末永く愛用できる逸品ですね。

フロントバッグを紹介すると、これはオーストリッチの大型のものと犬印の大型のものです。容量はともに14リットルほどもあり、着替えなどを放り込んでもまだ余裕です。上面にはマップケースが付いていて、フロントバッグはこのマップを見ながらルート確認ができるという利点があります。最近は、スマホの普及で紙の地図を使う機会が減りましたが、私は、いつも和歌山の20万分の1地勢図と挟み込んで使用しています。走ったルートは蛍光ペンで塗っています。
フロントバッグの弱点としては、峠道のくねくねをもがきながら上がるときにフロントが重たくて振れることです。フラフラしますので、注意していないと転倒しそうになりますね。サドルバッグはそういう心配がないので、いいです。パスハンター向けといえますね。

だいぶ、両方のバッグとも汚れてきていますが、それも旅行の証で勲章みたいなもの、と考えて気にしていません。

私の場合、自転車を作るときは、まず、装備から入るので、こういう荷物をこういうふうに積載したいな、とイメージを作ります。そしてそれに合うバッグを先に購入し、自転車に後から付けるという方法です。自ずと、バッグの寸法などの関係でフレームサイズもわかってくるし、装着したときに見た目もわかりますから。私は、身長167cmなので、今、サイズは520mmに乗っています。それで、シートピラーの出具合が10cmほどなので、ちょうどバランスいいかな、と思っています。

これから旅行車と作りたいとお考えの方はまず、装備をどうするかから考えてくださいな。ロングツーリングになっても両サイドバッグとかパニアバッグとかまでは使わないだろうな、と私の場合思っています。宿泊にテント泊しない、と決めているので。以前はテント泊もいいな、とは思ったのですが、途中気が変わって輪行とかしたいときに装備が多いと不便です。以前、4泊5日で伊勢志摩の方まで行ったとき、サドルバッグひとつだったので、身軽に移動できました。途中、輪行とかもしたので。

ま、こういう感じです。長距離の場合は、クロネコのサイクリングヤマト便を使います。往復バッグだけ持ちます。
(=^・・^=)

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