ホィールが組めるという自由。



ホィール組というと難しく、プロの領域と思われがちだが、私もついこの前まで組めなかった。(^^)

上記のサイメンのホィール組の達人というDVDを観て覚えて、やってみたら、すんなりとできた。これ、ホント。

今まで雑誌記事などで数限りなくホィール組の特集はあった。最近は完組ホィール全盛なので、あまり見かけなくなった。ただし、今までの雑誌記事のホィール組では、決定的に欠けているものがあった。そう、肝心のスポーク長算出があまり解説されていなかった、ということ。一度でもホィール組を経験すればわかるが、一番肝心なのは、このスポーク長算出だったりする。

縦ブレや横ブレを取るのはそれほど難しくない。やってみると理屈通りにホィールが動くので、すぐに覚えられる。最初のスポーク長算出が間違っていたら、悲惨である。もういくら頑張っても組めない。

自分でネットでカタログを見て好きなハブを選び、リムを選び、まずは買ってみて、スポーク長を算出し、最後に最適な長さのスポークを注文する、という手順である。

スポークのバラ売りも悩みどころだ。1本単位で売ってくれるところが実に少ない。私はタキザワサイクルにいつも注文している。ここはスイスのDTと日本の星が買える。スポーク長も豊富である。小径車に特有の特殊寸法もオーダーでカットしてくれる。

ホィール組に興味あるけど、なんか敷居が高いと思っている人は一度トライしてみてくださいな。案外簡単ですよ。

それに振れ取りができるようになるので、愛着のある手組みホィールを末永く運用できる、というメリットもあります。

何より、自分の好きな種類の部品を組み合わせてホィールが組めれば楽しいじゃないですか。これぞ、自転車遊びの醍醐味だと思います。
(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
近所の老舗の自転車屋に顔を出したら、
末尾の中古の車輪がコミコミで5000円でした。

5000円では一番安いリムが1本買えるかどうかなので
お試しに買ってみようか悩んでます。
ネットで調べると、ラリーというタイヤの評判は最悪で
良い評判は1件も見付かりませんでした。
なので、タイヤ交換をする前提で考えてます。

# リムセメントが劣化している可能性もありますし、
# チューブラータイヤの交換方法を練習するには好都合?

将来、手組みに挑戦する際に、32本と36本のサンプルが手元にあると
便利でしょうか??

リムは実測350〜360gらしいですが、同じシリーズの
mavic monthlery PROという上位のリムに比べると
20〜30g軽いので、耐久性は低くく、プロの使用には不向きと予想されます。

私はプロではありませんし、体重も50kgくらいで、レースもしないので
legereでも不満はないと思っておりますが、
どうなることやら・・・


---------------------------------------------
タイヤ:ヴィットリア ラリー
(後輪はかなり磨り減っている)

リム:mavic monthlery legere

ニップル:真鍮

スポーク:前「1.8mm 32本] + 後「2mm 36本」

ハブ:前「RX???』 + 後「FH-2200」


こん@4040club
nonki さんの投稿…
ビットリア・ラリー。いつも使っています。素人の私にはちょうどいいタイヤだと思っています。だいたい、一本1万円くらいするチューブラーに乗ると、走行感は最高だとか聞きますが、一度、パンクしたらアウトですよ。修理できないこともないけど、難関です。私は、裏のステッチを切ることをよし、としません。センターが狂うので。
ラリーはそうしますと、コスパがちょうどよくて、いつもツーリングに使っていました。スペアを合わせて買っても1万円でお釣りがきますし。

リムも350から400gくらいがちょうどいいかなと。
軽いリムは振れ取りがしにくいです。よく狂うし。リム打ちなどでも安心ですしね。

ホィールいいの見つけましたね。問題はリムのブレーキ当たり面がすり減っているかどうか、よーく見てくださいな。新古品なら問題なしだろうけど、中古となるとそこがまず、問題かな。

こんさん、ホィール組やっちゃえば?
スポーク長算出さえ、正確なら、簡単に組めますよ。あやとりの方法は各種解説本に書かれてたりします。
しかし、紹介したサイメンのDVDはいいです。動画での解説はよーくわかります。それに1時間も時間を使って一子相伝の?ホィール組を丁寧に解説してくれているので、いいですよ。

この技術は一度マスターすれば一生モノです。ぜひ、組んでみてくださいな。
(=^・・^=)
匿名 さんのコメント…
ラリーのネットでの評判の多くは、数百km程度でパンク→ご臨終になるため
定価が安くても割に合わない(安かろう悪かろう)というものですが、
前述の中古車輪の後タイヤは、かなり摩耗してましたので
数百kmで、ご臨終というネットの評判とは食い違います。

ヴィットリアが生産拠点をイタリアからタイに移転した直後に
不良品が多発したという話を聞いたことがありますので
それがネットの評判にも影響している可能性はあります。

中古品はエンド幅が130mmなので、軸を135mmに交換する費用が
+1500円と言われましたが、それでもお手頃な価格なので、心が揺れてます。

家の軒下に、不燃ゴミとして放置している32穴ホイール(リムが摩耗)が1本ありますので
練習用に、そいつを洗浄&解体して、再組み立てしてみようかなぁとも思ってます。
鉄下駄ホイールなので、練習には最適かも知れません。

まずは、振れ取り台とニップル回しを買うところからスタートですね。
それとDVD再生機も。笑


こん@4040club
nonki さんの投稿…
ビットリア・ラリー。そんなに酷評されているのですか。
私など、ビットリアラリーか、コンチネンタル、パナソニックなどの同じ値段のタイヤばかり履いていましたから。(・∀・)

そんなにすぐパンクしませんよ。運不運はあるにしても、私など、トレッドゴムが摩耗して、繊維が見えるまで使い倒していましたよ。でも、最後は、すり減って派手にバーストしましたがね。(^^)

ホィール組は工具を揃えるという初期投資が高いですが、後々、ずっと使えるものなので、思い切った方がいいかも。私もこんさんと同じく、パナのランドナーがなぜか、Rエンド幅が135mmなのですよ。それで、市販のホィールにはほとんどもう合うものがない。自分で手組みしか、方法がないのでした。

自分で組むと愛着も湧きますし、なかなかいいもんです。
トラブルになってもすぐ対応できるし、リムだけ摩耗してもまたばらして、リムだけ変えて組み直せますよ。

長期的にみて、絶対手組みのホィールの方が得ですよ。

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