私の輪行袋変遷記。

昔から、自転車が好きで好きで、最初は近所だけのポタリング。やがて50キロ圏外への輪行開始というふうに行動範囲が広がっていきました。輪行のときに使う袋が輪行袋。今では各社から発売されていて、どれを買うか悩みどころですね。

最初の頃はBSから出ていた輪行袋を使用していました。伝統的なフォーク抜き仕様のそれは、分解時の寸法がギリギリでかなり小さくしないと入らなかったです。例えば、シートピラーは、下に下げてあるいは抜き取ってしまってというふうにしないと収まらなかったです。それもボロボロになってきたので、次に買ったのが、オーストリッチのR420というランドナー専用の輪行袋。これはよかった。なにせ、生地が丈夫でちょっとやそっとでは破れない。これは、クロネコのサイクリングヤマト便でも大活躍しました。荒っぽく扱われがちな物流でも耐えましたね。

しかし、このR420は、欠点が丈夫な反面重たくてかさばることでした。いつもサドルの後ろにループに通して吊り下げて走ってました。バッグに入れると、容量を食います。

そして、次に買ったのが、あさひの横置き型とういもの。これはアイデア商品で、自転車をざっくり分解して放り込み、袋でジッパーを締め上げ、外部にループが付いているのですが、それに紐を二本通して、バックルで締め上げれば完成です。あまりに簡単なので、いつもこれを使うようになりました。生地もそこそこ丈夫で、コンパクトになりました。今でも時々使います。

そして最後に買ったのが、モンベルのコンパクトリンコウという横置き型のもの。これはびっくりです。普通、輪行袋というと、袋の外側から紐を肩にかけ、担ぐというスタイルなのですが、これは、袋そのものに荷重をかけるのではなく、直接に袋の穴から中のフレーム部分を手でつかみ、持つというスタイル。こうすることで袋は痛まず、長年使用できます。もっと大胆な発想が、袋ではなく、下が開いているのです! 巾着のように紐を絞って裾を締めるスタイル。だから、スモールパーツなどを別に収納する必要がありますね。そうしないと落としてしまいますから。(・∀・)

しかし、このコンパクトリンコウは携帯時には非常にコンパクトになるし、軽いので、よく使いました。バッグに入れても容量は余裕です。

それで、結局私が今常用しているのは何か、というとオーストリッチのR420かな。
これのいいところは、持ちてがバッグの外側についているのと、肩紐がちょうどいい長さで担ぎやすいこと! クロネコを利用した長距離の搬送にも耐えること。これらの点で私は、最終的にこのR420を愛用しているというわけ。

サドルの後ろに吊り下げるのも様になっていてカッコイイし、お気に入りです。今でも発売してくれているオーストリッチさんには感謝です。

というわけで、輪行袋について書きましたが、私が絶対にアウトと思うのが、コクーンに代表されるような後輪を外さないままの輪行スタイルだったりします。これ、JRなんかの鉄道会社の規定に明らかに違反しているので、アウトですよ。知らずに使っている人は今一度、輪行袋の規定寸法を参照してくださいな。ま、ロードバイクの前後輪外しての輪行でもこの規定でギリギリくらいかな、と思います。フォーク抜き輪行だと間違いなくセーフですがね。
(=^・・^=)

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