自転車いじりが楽しすぎて。

 今、現在私は、自転車に乗るよりもいじる方の時間が断然長い。(^^)

自転車を部屋でいじっていると時間の経つのも忘れ没頭している。あの部品とこの部品を組み合わせたらどうか?とか、あのネジが合うかな?とか現物合わせで楽しんでいる。今は、部品の精度が高くなり、滅多に無いが、昔のフランス製パーツなどは、よく精度が荒くて、実際は削らないと入らない、ということがよくあった。それで、丸ヤスリと平ヤスリは常備していた。万力も。最近は削って合わせるということが少なくなった。精度が高く、規格が合っていればほぼ間違いなく嵌まる。

自転車いじりの中で規格の知識は大事だ。6wheelさんのサイトに丁寧な解説があるので、載せておく。

だいたい、BSC、フレンチ、イタリアンと3つの大きな規格が昔はあって、この中でフレンチが鬼門である。ネジピッチが僅かに違うため、苦労することになる。

今回、私が入手したコッタードクランクもフレンチ規格である。そのため、ペダルスレッドがフレンチネジだ。幸い、ネジピッチがBSCと僅かに違うだけのため、無理やりねじ込むと渋いが入ることは入る。それか、思い切ってBSCにタップを立て直すというのもあり。

私は、現在、ペダルはウェルゴのQR付きSPDペダルを使っており、普段はネジを外すことはない。そのため、少々固く締まっていても大丈夫。その方がありがたいくらいだ。

今回はクランクの素材が鉄のため、タップを切り直すのも一苦労かもしれない。

最近は、クロモリでもオーバサイズが標準となってきつつあり、1インチコラムのスレッドが少ないようだ。アヘッドステムもいいが、輪行の際、ヘッド抜きをやりにくい。これがネック。

ブレーキレバーなども今は、みなSTIになってしまい、手元変速が標準だが、私は昔風のWレバーがお気に入り。手元にワイヤー類がごちゃごちゃするのが好きではない。

輪行のことが常に頭にあって、それに沿うように愛車を作ってきたわけであるが、サイクルトレインというのが実現すれば、輪行仕様にこだわる必要がない。鉄道会社にかなり期待している。煩わしい泥除けの取り外しもサイクルトレインなら、まったく必要ない。

早くローカル線だけでも実現して欲しいと思う。

工具も最近は買っていない。よほど欲しいと思うものが無い限りは買わない。いっときは切削工具が欲しいと思っていて、精度を追求してみたいと思っていたが、東叡のようなしっかりした工房のフレームは最初から芯が出ているし、切削精度も高いため、ほぼ切削の必要などないのである。結局、買ったBB関連の切削工具類も使うことは滅多に無い。

それよりも永遠のあこがれの工具は、やはり、kowaのスポークカッターである。これは自由に欲しい寸法のスポークを製作できる工具で、これさえあれば、あらゆる組み合わせのホィールを作れる。まさに万能の工具だ。しかし、どこで売っているのか知らない。見かけないな。(^^) 値段は軽く20万以上するらしいから、覚悟が必要だ。

しかし、ホィール組みは楽しい作業。振れ取りも。パークツールの振れ取り台とセンターゲージはお宝工具である。いつも使うので、買ってよかったと思っている。

そろそろ、新しいチューブラーホィールを組もうかなと考えているところ。ハブはまだ決まっていない。シマノもいいのだが、最近は多段化が進みすぎてしまい、あまり欲しいとは思わない。私の欲しいのは10速までである。

今日も、現行ショップや古物サイトを見て、欲しい部品を探しているのである。

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