ブレーキレバーのこと。

 ドロップハンドルに付いているブレーキレバーについてです。私の付けているというか好みは上からブレーキワイヤーが出ている1980年頃のスタイルです。今もこうした上引きのブレーキレバーが好みです。昔は、カンパ、マファック、ユニバーサル、ダイアコンペといろいろ選択肢がありましたが、今はもう絶滅ぎみで、上引きレバーを作っているのはダイアコンペだけかな、と思います。

さて、本当に好みなのはマファック2000とかなのです。しかし、手の大きなヨーロッパ人の仕様なのか、日本人で特に手の小さい私などは、ブレーキレバーに届かず、使いにくいのです。しかし、これに妙案がありまして、以前ご紹介したように日東のフラットバーでB211というハンドルにこのマファック2000を取り付けると専用品か?と見間違いするくらいピッタリフィットします。しばらくこれで使っていたこともありました。あまりにスタイリッシュなので、駐輪していると周囲にサイクリストが集まってまじまじと見られたりしましたな。(^^)

今は、日東のB132のランドナーバーにダイアコンペの204QCを付けています。これは小さくて、手の小さい私にはぴったりです。QRが付いているので、センタープルブレーキなどシューを開放したいときに便利なブレーキレバーです。

こうしたドロップハンドルのブレーキレバーで悩ましいのが、レバーパッドの寿命でしょうか。往年のカンパやユニバーサルなどは、そろそろ経年劣化が激しくなる頃で、オーナーの方々はそれぞれに皆、このパッドの劣化に悩んでいるようです。代替品もあるようなのですが、どうなんでしょうね。

昔、サイスポの企画でレバーパッドをコルク樹脂から削り出すなんてマニアックなことをしているのを記事で読んだことがありました。コルクも柔らかくていい感触だとは思いますが、滑るのではないかな、と若干不安もあります。

しかし、見れば見るほどにユニバーサルなどの大型のブレーキレバーはカッコいいな、と思います。これにドロップ量の大きいハンドルを付けると一層目立ちます。やはり大柄な選手がこのようなブレーキレバーを握っているのが似合っているな、と思います。小柄な日本人には手に余るような感じなのですが。(・∀・)

しかし、マニアはそんなこと気にすることなく、アールの大きなドロップハンドルにこの大型のユニバーサルのレバーを組み合わせ、それをコットンテープで巻いて、上からたっぷりシェラックニスで固めるというのが好きなようです。展示車両などにもこのような細工をしているものが多く見受けられます。

レバーパッド。悩ましいです。予備にと思って買っていてもいつの間にか経年劣化してくるし、生鮮品と同じで、常にいい飴色を保っているとは限らないのです。ゴム製品は特にストックに注意する必要ありですかね。

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