家でできる趣味の自転車いじり。

コロナ禍による巣籠もり状態が続くので、家の中でできる趣味に注目が集まっているようだ。例えば、プラモデル作り。小学生の頃から熱心にプラモを買って作っていた。当時はタミヤ模型の戦闘機や兵士の模型を買っては熱心に組み上げ、塗料を塗って綺麗に仕上げていたな。(^^)

今、大人になったそうした経験をした人たちが、積みプラを取り出し、また、復帰しているのだとか。

自転車は最高の趣味だと改めて思う。コロナ禍で外出がためらわれるようになっても、メカいじりができる。あなたが、ビンテージの規格のフレームを持っていたりするのなら、オークションで当時のパーツを収集し、組み上げることも可能だ。私のようにマニアになると部品自体を何時間も眺め、悦に入るということも楽しい。

ここで注意点だが、自転車は年代とともに規格が変わってきており、最新のフレームにはビンテージ部品は合わない。取り付けできても、実際に動かすことは難しかったりする。例えば、Fメカ。今のFメカは、羽の幅が広くて昔の規格のクランクに付けるとなると、アウタートップにすると、クランク内側を擦る可能性がある。私もこの問題で、現代のパーツとビンテージ品の混成を諦めた経緯がある。やっかいなのがチェンラインである。昔のパーツだとリアはせいぜい、6段くらいまでであるが、今のは軽く10段ほどもある。インナーとアウターとのチェンの行き来の差が激しく、昔のFメカなどを付けたくても付けられない。それと同様Rメカも10段ものスプロケット間を移動させることができない。スプリングが壊れたりする。

今は、オークションに豊富に出ている過去のパーツもカタログを眺めるように見て楽しむというスタイルである。価格も参考になる。

私が、こだわるのは、あくまで現代パーツで組むランドナーである。この方が保守も楽だし、よく走る。

後は、装備との自転車の組み合わせをいろいろ見て楽しむ。バッグである。どのFバッグを付けると、この自転車には似合うかな?とか、いや待てよ、サドルバッグ一つで英国車のようにすると渋いのではないか?とか。

家の中にずっといても私は飽きない。そして、注文した部品が届いたときの嬉しさといったら。京都のグランボアから届いた荷物の中には素敵な自転車のイラストのはがきが入っていた。にくい演出である。( ̄ー ̄)ニヤリ

今は、ランドナーに合う現代パーツのほぼ供給先がグランボア一択になってしまった。危機感を感じるが、まだ、製造してくれている今のうちに買いだめするか、と時々思う。

昔の絶滅部品を追いかけるより、安価で性能のいい現代パーツがお勧めだ。
無いものを欲しがるよりははるかに精神衛生上よろしいかと思うのだが…。
(=^・・^=)

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