ビンテージ品もいいがな、やっぱ現行部品だよ。

休日、コロナ禍で家に引きこもり、ヤフオクのランドナー系パーツを探して眺めている。実にいろいろと出品されていて楽しい。だが、買うつもりはない。(*^^*)

ビンテージ部品によっては現行品と混在して使えない場合が多いからだ。特にドライブトレイン関連のものは要注意である。

コッタードの細いカッコイイクランクが出品されていて一瞬欲しくなるのであるが、これ、現行の自転車フレームには付けられないと思う。理由はチェンラインが合わないから。コッタードシャフトをまた探さないといけないし、それを付けると、今度は現行のFメカに干渉して使えないということに気づく。クランクとギア板のクリアランスが狭く、現行のFメカだと羽の幅が広すぎて当たるのである。こういう部分は実際に取り付けをやってみないとなんとも言えない。私は、前回手持ちのsolidaの5ピンクランクを付けようとして、Fメカに干渉し、諦めた経緯がある。

今時の多段(10速、11速など)の仕様では、昔のビンテージ品は使えない。Rメカもそうである。ワイヤーの引き量が多く、ロー側にRメカを引っ張りきれないので、途中までしか変速できない。要するに使えない。無理するとスプリングを破壊する思う。

それで、最終的にはフレーム側をビンテージな規格にしてしまい、(Rエンド幅を120mmの5段仕様とした)Fメカ、Rメカ等もビンテージ品にした結果、問題なく付けられた。しかし、ここまでこだわると部品探しも大変であった。ビンテージ品は潤沢にある現行品と違い、欲しい部品がタイミングよく見つかるとは限らない。一期一会の世界である。そのせいで製作完成までかなりの時間を要した。

ビンテージ部品は見つけたときが買い時とばかりポチッとやっていたな。(・∀・)

それでも昔のフランス部品に羨望の眼差しを向け、あくなき探究心でサンプレが、とかユーレーがとか言ってこだわる人の気持もわかる。確かに昔のフランス部品は美しかった。デザインが秀逸である。私もお宝として取ってあるのがユーレーのジュビリーFメカとRメカである。これはほとんど芸術品と言っても過言ではない。しかし、あまりに華奢なスプリングゆえ、実際に付けてみたが、すぐ取り外した。

今、欲しいのは、現行品である。
性能が素晴らしい。台湾で製造されているサンエクシードの5ピンクランクなど入手したいなと思っている。

バーテープのシェラックニス仕上げもしばらくおあずけになっている。理由はこのシェラックを溶かす無水エタノールがコロナ禍で入手難となっているためである。

コロナ禍のせいで実にいろいろな思わぬところまで影響が拡大してきている。
(=^・・^=)

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