東日本大震災からもう10年か…。

今朝のニュースは大々的に東日本大震災のことでいっぱいである。ちょうど10年前は私は堺市の某デイサービスで働いていて、4階にいたときにグラっときた。長期的な横揺れだった。とっさに地震だと思った。後でテレビを付けて仰天である。

東北地方の海岸部が壊滅していた。あれからもう10年である。その後に福島の第一原発がメルトダウンして放射能が広範囲に広まったことを知った。

次はいよいよ確実視されている南海トラフ地震である。幸い、我が家は内陸部で津波の直接被害はないと思うが、激しい揺れでたぶん家が倒壊するのではないか、と思っている。

まったく我が家の防災対策は無策だ。まず、私の部屋は自転車だらけ。それらが揺れで倒れ、散乱すると思う。場合に寄っては天井が落ちたりして、廃車だろうと思う。部屋保管が絶対安心と思っていたが、未曾有の大災害の前では無力だ。

まだ、趣味の道具くらい潰れてもまた作り直せばいい。命が助かるかどうかが大事である。また、職場で大災害になったら、と思うとゾッとする。

最近はイワシの大群が打ち上げられていたり、異常現象があちこちで発表されているのを見るといよいよ大地震が近づいているような気がして、心配でたまらない。

しかし、地球的視点で見ると地球がちょっと咳をしたり、くしゃみしたりするような感じで、長い地質年代のなかではこういう大地震というのは度々繰り返されてきたようだ。

昔から不思議でならないのが、日本で重い瓦屋根が標準的だということ。最近は瓦屋根も減ってきているようだが、それでも旧家やお寺などは瓦屋根である。あれは屋根が重くなり、揺れに弱い構造だ。なぜ、それなのに地震国の日本でこれだけ瓦屋根が広まったのだろう、と不思議に思うわけだ。

いつもポタリングしていても瓦屋根の家は多い。五條新町なんて旧家だらけのところはほとんど瓦屋根であった。

人間の生活時間があまりに短いので、自然的な驚異に気づかないのかな?

もうこれからは住む場所は高台。家は軽く耐震性のある構造のもの、というように考えないとな、と思う今日この頃です。

(=^・・^=)

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