トルクレンチをもう一つ買うかどうするか。

 この前、自転車用に低トルクのトルクレンチを買った。買ったのは、cyclus toolというドイツのメーカーのトルクレンチでトルク管理が30Nmまで可能な、比較的低トルク用の自転車用のものである。私が、主に管理したいのはリアスプロケットとか、コッタレスクランクの取り付けである。

コッタレスクランクの締め付け規定トルク値は35Nm〜50Nmほどである。なので、大トルクの管理ができるトルクレンチがほしいな、と思っている。だいたい100Nmあたりまで測れればいいかと思う。

前にも書いたけど、コッタレスクランクは特に慎重に取り扱わないといけない部品である。コッタレス穴の角度が微妙に広がっているため、無理やりねじ込んでいくと穴が広がってしまって使い物にならなくなる。これがクランクの寿命となるわけである。

それで、取り外し取り付けを頻繁に行うような人はやはりきちんとトルクレンチで規定トルクで締める必要があると思う。

私の自転車はクロモリ車なのでその他の部分は勘でもいいと思う。第一、輪行時は手で締め付けるだけなので、勘である。それほど、困ったことはない。

昔、完成車でパナソニックのランドナーを買った際、各部の締め付けトルクが異常に高くて、取り外すのに難儀した記憶があるが、あれは、承知でメーカーが過大にトルクをかけて締め込んでいるわけである。理由は、緩んでトラブルになるくらいなら、締め込み過ぎの方がまだまし、というもの。

それで、ヘッドコラムがステムの締めすぎにより、膨らんでしまったのか、ヘッド小物のネジ山が渋く、締め込んだりするのにだいぶ手間取ったことを記憶している。適正トルクというのはこのとき、必須だな、と思った。

まあ、私のクロモリ車はどれも頑丈な肉厚パイプであるため、少々の締め込みで変形するようなことはないが、昔、石渡017という肉薄パイプで組んだ自転車はFメカなどを取り付けるバンドをちょっと締め込みすぎると簡単に凹んだりした。(・∀・)

アレ以来、クロモリ車を作るなら、もう肉薄はよそうと思った。何より、荷物を積載することを思えば、肉厚のほうが安心である。

材質によってのり心地がかなり違うというが、私は鈍感なのか、あまりそのへんのことはわからない。正直、どれでもいいかと思っている。凝っている人はレイノルズの531でなきゃだめだ、とかこだわりも相当なものであったようだが。

さて、あのクロスバイクもどきであるが、実によく走る。ハブなどはティアグラである。しかし、これくらいのグレードでももう十分だと最近は思っている。何より、あまりお金をかけない方が楽しく乗れる。ラフな扱いもしても気にならない。

4月10日に何か、自転車に乗って行こうと誘われている。それで、希望休を出しておいた。通るといいが。奈良方面でどこか走りに行くようだ。

どれを乗っていくのがいいか、今からそわそわしている私なのであった。

(=^・・^=)

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