最近の道路事情について

 田舎道を走っていると気にならないのであるが、整備された国道などを走ると、よく、ドライバーに危険を知らせたり、減速を促す横縞の黄色の横断歩道のような模様の凸凹を付けている道路がある。あれ、自転車で高速で下ってくると、ハンドルが激しく振動し、怖い。

それに伴い、フォークも強くしなるので、壊れやしないかとヒヤヒヤする。以前、大台ケ原直下のループトンネルを下っていたときのこと、例の横縞の模様の凸凹が付けられている箇所があり、そこで、ハンドルが暴れて怖い怖い。

もうあの横縞模様を考えるに、車のことだけしか考えて付けられていないのだな、とつくづく思う。一度でも自転車であの横縞模様の上を高速で通ったらどうなるか、と考えないのだろうか。

最近は、どこへ言っても勾配の強い下り車線には絶対にあの横縞模様の凸凹が付けられているようだ。路肩の僅かにない区間を選んで走るようにするが、狭くて危険である。仕方ないのであの横縞の模様の上を走ることになる。

車にとってはちょっとの段差でガクガクと振動することによって、減速を促す効果があるのかもしれないが、自転車にとってはとてつもなく危険である、と思う。

また、道路には危険な箇所がいっぱいあって、例えば、吊橋のような場合、橋の連結部分が交互に鉄のかみ合わせになっているような箇所があるのであるが、これ、700cのような細いタイヤだとすっぽりと挟み込んでしまうような具合になる。林道のグレーチングにもこのような縦溝のものがあり、冷や汗をかくことになる。

もし、ホィールがすっぽりとハマれば、大破し、命にかかわる事故になると思う。日本という国は、本当にサイクリストにとってはお寒い国である。自動車優先で道路が作られているため、自転車のことは念頭にない。

褒められるとすれば、しまなみ海道のような自転車専用道である。こちらは、自転車に優しい道路事情となる。段差や危険箇所もない。勾配もゆるやかで走って実に楽しい道路である。

なぜ、一般道であのような細やかな優しさが発揮されないのだろうか、残念である。

(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
道路の凸凹が振動を誘発するというのは、全く気が付きませんでした。
フレームが振動する現象は、何かのキッカケで起きる可能性はあります。
例えば、ホイールのバランスが悪いとかです。
前輪に体重を掛けないのも良くないようです。
(下り坂だと、後ろに荷重を掛けてしまいますけど。。。)

ところが、振動そのものは、ホイールやフォークとは無関係のようです。
なので、振動を発生する自転車は、買い換えるしか対策がないようです。
(太ももでトップチューブを挟んで振動を減衰させる方法はあるみたいですが)

ヘッドチューブは、トップチューブとダウンチューブに結合しますが
ヘッドチューブをこじる感じの振動らしいです。
最近のカーボンフレームを見ると前3本の結合部がゴツいです。
むしろ、後3本(シートチューブ、シートステー、チェーンステー)は、
前3本に比べると頼りなく見えるくらいです。

クロモリでも肉厚が薄いと振動は発生するようです。
頑丈に見えるMTBやBMXでも振動する映像がYouTubeにあります。
下記のような単語で検索すると色々と出てきます。

bicycle
speed shimmy
speed wobble
speed wobbling

どんな自転車でも必ず振動しますが、その速度が十分高ければ
実用上、問題なしになります。
通常、何km/hまで振動が出ない事を保証しているのかは分かりませんけど。

パナソニックには、ヘッドが1-1/8で、トップチューブ径を
ダウンチューブ並みに太くしたクロモリもあります。
と言ってもクロモリなので、細く美しいスタイルは保たれます。
私が買うとしたら、これかな?と思ってますけど、
4台目を保管するスペースがあればの話になりますね。。。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
いっそのことフォークにサスペンション組み込んでいるのはどうなんでしょうか?だいぶ、凸凹の乗り心地がいいのかな?私は、サス付きに乗った経験がないので、わかりません。
しかし、クロモリのあの美しいフォークの曲げが好きなので、現状はこのタイプばかりです。
パナのオーバーサイズのクロモリ、興味ありますが、お値段もそれなりにするのでは? (・∀・)
匿名 さんのコメント…
アルミMTBはサスペンションフォークですが、山に合わせて調整されている感じです。
と言いつつ山を走ったことはありませんが、大きな木の根っこを乗り越える時は有効でも
アスファルトに細工された細かい振動には効果がなさそうな感じがします。

フレームの共振を分析すると、原因はヘッドチューブらしいので、前3本のパイプを
太くして、ヘッドチューブがフラフラしないよう固定するしかなさそうな感じです。

ヘッドチューブが動くと言われても、金属パイプが動くのは信じられないかも知れませんが、
3.11の時、オフィスビルの前の広場に避難したのですが、避難後に何回か余震があって、
それまで自分たちが居たオフィスビルが、グラグラと動くのを外から目で確認できました。
コンクリのビルでも共振すると、目に見えるくらいグラグラと動きます。

それにしても、クロモリブームとは言いつつ、結局、商品力でカーボンには
勝てないという事ですかね。。。
ストップウォッチを使って、クロモリとカーボンの速さを計測しても
おそらく誤差レベルの違いしかないと思ってます。
もし大きな差があるなら、カタログに、そのデータを掲載するはずですから。笑

こん@4040club
nonki さんの投稿…
カーボンフレーム。素材の性能からいえば、もう絶対にクロモリに勝ち目はありません。まず、重量、剛性などなど。しかし、一流の選手が乗るとなると、結果どうなるかは興味あるところです。
まず、もう製造方法からして、工場管理で一気に製作してしまう感じがカーボンなので、経営的に有利なのかもしれません。それと、自由に設計できるので、製作側にとっては楽なのかな。ただし、BBなど規格が次々に乱立してくるので、ユーザーは振り回されている感じですかね。
3.11のときは会社のビルの4階にいましたが、ゆらゆらと横に長く揺れていました。まるでゴムのようでしたね。怖かった。

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