SPDサンダルのこと。

 シマノのSPDサンダルを履きだしてから随分経つ。夏はいうに及ばず、厳寒期以外は履いている。素足にサンダルというのが定番だ。すれ違うサイクリストからは怪訝な顔をされるが、一度履いてみると、その履き心地に病みつきになる。雨の日も濡れても気にならない。

私のものは、そろそろマジックテープがへたってきていて、交換時期かもしれない。ペダルにクリートをカチッと嵌めるときの音が好きだ。

さあ、これから走り切るぞ、という気合が入る。ただ、難点は激坂で押し歩くときにクリートが滑って歩きにくいことだ。しかし、その欠点を補ってもあまりある利点が多いので、私は常に愛用している。

昔は、みな、ツーリング系の人もトークリップにストラップを使っていた。ただし、靴にはクリートを付けず、緩めで嵌めて乗っていたな、と思う。あれはあれで使い心地も良かったのであるが、乗るときにクリップにつま先を入れるのに最初苦労した。なかなかクリップを拾えず、落車しそうになったこともある。

それと、トークリップとストラップの使用では、常にクランクをトーストラップが擦るため、ストラップダメージがクランクに残ることになる。なので、昔のビンテージクランクなどがオークションに出てくると、必ず、中古品はこのストラップダメージが付いていることが多い。

えーと、ストラップの使用方法だが、私は、足の固定意外にチューブラータイヤをサドルにくくりつけたり、バッグの革紐代わりに使ったりと意外と便利なので、よくストラップを本来の目的外使用で使っていたな。(・∀・)

コッタレスボルトを締め付ける際にもクランクが供回りしてしまうのを防ぐため、片方をストラップでチェンステーに固定して、力いっぱいボルトを締め込んだりしていた。

いろいろ利用できる便利な部品なわけである。

話がそれたが、SPDという機構は大発明だと今でも思う。他のクリートに比べて歩きやすいこと。足の固定が強固で意外と外れたりしないこと。もちろん、引き足も十分使えること。

これらの利点でずっとSPDを使っている。クラシカルな革製のシューズもいいな、とは思うのであるが、やはり私は、素足にSPDサンダルの使い心地が一番楽でいい。

(=^・・^=)

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