破天荒な文人、深沢七郎という人…。

出勤前に新聞をすみずみまでざっと読む。
毎朝の私の出勤前の日課である。で、おや?と思ってその箇所を熟読しました。
私の目を釘付けにしたのは、作家、深沢七郎のことについて書かれていたからです。恥ずかしながら、まだ、彼の小説を読んでいない。しかし、解説を読む限り、相当な破天荒な人生だったようですな。

なんだか、自分の人生と比較して共通点が多いので、気に入りました。
楢山節考は映画にもなり、あまりにも有名ですでに結末をしっているので、読む気があまりない。しかし、知らなかったエッセーの方は非常に気になる。さっそく購読したいと思いました。

まず、彼の作家デビューは相当に遅咲きですね。42歳で楢山節考を書いた、とあるから、それまでは作家というよりミュージシャンだったのだろう、と思います。かの三島由紀夫が彼の作品を激賞している、と聞きます。

さて、他にも気になる作家が何人か居るのです。出久根達郎とか…。まずは、一冊ずつ、手に取り、じっくりと読んでいきたいと思います。図書館での読書は、そんな自分の嗜好に会う作家との出会いの場であると私は、考えています。それで、図書館で読んですっかり気に入った作家の本は、自分で購入し、蔵書の仲間入りとなるのです。

私は、来年50歳で、ちょうど人生の分岐点に立つわけで、自分がとことんこだわって購入した本で私の100冊みたいに選書にこだわり抜いて、非常に神経質に集めようか、と思っています。一冊ずつに私的コメントを付けてリストを作ったら面白いアンソロジーになるかな、とも思うし、一番、私という人間理解になるかもしれません。ま、世間的価値はゼロですから、限りなく自己満足の世界ですな。同じ理由で、集めたCDリストというのも作ってみたら、どういう音楽遍歴を重ねたか、がわかって面白いでしょうなー。(・∀・)

ま、最悪、ゴミになる可能性は低いわけですから、自分に都合のいい理由を付けて、本を買いますw。

ま、自転車関連の紀行、メカの解説書の類が多いですね。
ま、ボルヘス、村上龍、綿貫益弘は自分の中では既に殿堂入りしています。永遠のお宝というわけ。

参考まで…。
みちくさ市
((≡゚♀゚≡)

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