【レポ】五條駅〜天川村〜天辻峠〜五條駅。

●ポタログ休止中に他にカキコしていたツーレポです。↓ 再録ですw。orz

2014.5.24_天川村ポタリング

コースです。

2014.5.24 土 晴れ

JR五條駅まで往復輪行して、天川村をサイクリングしてきました。
い つかは行ってやるぞ、と思いつつ、案外自宅から近いのに今まで走れなかった。切望の土地なのでした。まず、五條駅に着いて、駅前で自転車組み立て会を開 催。いつものごとき、ギャラリーのおじさんがどこからともなくやってきて、ほぉ~、プロ仕様ですね、これ。ってw。(・∀・)
ま、今どきはこういうタイプの自転車少なくなりましたからねー、と私。

いつもの大型フロントバッグにランドナーである。太いバルーンタイヤのフワフワした感触にやられ、フワフワといつも走行しています。

そして、今日もフワフワと五條にやってきたとw…。

さて、まず組み立ても完了し、行くか…。
ちょっ と駅から降りるとコンビニがあったので、そこで、カロリーメイトとアクエリを買いました。今日のコースは、山岳コース。もろヒルクライムです。もう、紀伊 半島の場合、中心部に走りに行くと、必ず激坂の連続は避けられません。しかし、今日の相棒はパスハンター仕様でして、超軽いギアが付いてるので、問題な し。いつもの裏通りに入るべく、栄山寺の方角へ行きます。ここから吉野川沿いを裏道コースで下市まで走るわけです。ここは私の定番コースでして、いつも予 定のない日はここへ走りに来たりしています。車が少ないのと、吉野川の風景がいいし、最高のサイクリングコースなのでした。

で、 下市に着くと、千石橋をの手前の五叉路の交差点を天川村方面へ309号を行きます。大川のこんにゃく工場あたりまで、このまま進み、そこから左へ折れて、 県道48号をたどるわけです。後は、一本道。途中枝道がありますが、今は、iPhoneのおかげで、迷わずに行けます。しかし、基地局が遠いのと、盛んに マップばかり使うためか、今日は電池の減りが実に早い! これにはびっくり。写真取れるのかなぁー?ちょい心配なのでした。

県道48号に入ると、ほとんど車が来ません。自転車天国です。元来、こういうコースをみなさん、走って欲しいです。いつも危ない幹線道路を飛ばしているロードを見かけますが、実際危険です。もっといいコースを走りましょうw。

こ こからじわじわと峠への登りが始まります。地蔵峠といいます。黒滝村になるのですが、峠までは林間コースで、日陰が多く、これから日差しの強くなる季節は いいでしょうね。新緑がきれいで、木の香りが漂ってきます。ちょっとくたびれると立ち止まり、日陰でアクエリを一口。ふぅー、地図を見ながら、あとちょっ とで峠ですな。^^;

激坂をローギアでポクポクと登りきり、公衆電話があったので、そこでちょっと休憩。地蔵トンネルはもう見えています。あれを抜けると、もうちょっとで洞川だな。トンネルは以外と長く、今までかいてきた汗が一気に引きました。あー、キモチイイ。

さ て、トンネルを抜けるとまた、集落があります。今日は天気がいいのか、布団をみなさん、干してますな。ご飯やお風呂を炊くのに薪を使っているような…。ど の家も薪を積み上げてます。山村だなー。隠れ里のような雰囲気の集落です。そこから、ちょっと行くと、工事中の看板が。Σ(゚д゚lll)ガーン
なんでも、この先の洞川へ抜ける峠が全面通行止めと…。いったい、どれくらい迂回しないといけないのか。
本 日はもうこれでアウトなのか? iPhoneで検討します。すると、R309 を抜けると黒滝村の道の駅に出るような。しかし、車で何度も来ている私は、その先の激坂を知っていたため、なんだか気乗りしませんが、まずは、もうコレし かルートがないため、仕方なし。万事休す。

黒滝の道の駅に着くと、大勢の家族連れが来ていて、大盛況。私は、一目散に目当ての煮込みこんにゃくをいただきます。これ、一本100円で濃厚に出汁が染み込んでいて、うまいのなんの! いつもここに来ると必ず食べるんです。

さ て、こんにゃく食ったし、ちょっとは元気でたかな…。ところで、さっき追い抜いていったロードの兄ちゃんは途中のレストランに立ち寄った模様。まだ、来ん なw。あの兄ちゃん、ご苦労さんにも、工事中の看板無視して、先に行った模様w…。で、けっきょく戻ってきたとw…。(・∀・)

忠告は素直に聞いたほうがよし。昔、私、紀伊半島どまんなかの牛回し越えをやはり、自転車で押したり乗ったりしていた所、工事中の箇所に遭遇し、泣き脅しでやっと通行させてもらった記憶があるけど、現場監督さん、よっぽどいい人でないとムリポ。

あの時は、赤土のがれ場を押し上げ、陸上自衛隊の訓練さながらにw越えましたな。

どっからともなく鳥の鳴き声がしますよー。まったく山中に来たもんだ。ここでパンクなぞしたら、一気に萎えるなぁー、とか良からぬことを考えつつも進みます。ま、無事にパンクもなく終了でしたがね。

こ こから天川村へはちょっと前まで物凄いアルバイトでした。いくつもの山を越え、谷を越え、それはそれは秘境と言うにふさわしい土地でした。車でも1日がか りなほどに到達が困難な土地だったのです。天川村というところは…。それが、今や、二本の長大トンネルが完成したお蔭で一気に行けてしまいます。いやらし いことにトンネル内もまだ、登っていますw。(・∀・)

数キロもある長大トンネルなので、中は冷える冷える。今日はジャージ一枚なので、非常に冷えました。お腹が弱い私は、催さないかと心配で心配でw。ま、その予感も当たらず、事なきを得ましたが。

や がて、トンネルを抜けてちょっと下ると天川村河合に到着です。ここにかどや食堂ってあるんですが、ここのとんかつ定食が旨いらしい! でも、今日はご当地 名物のごま豆腐を食うためだけにわざわざ、河合から激坂を登って洞川まで行く阿呆がいるんです。つづら折りを延々虻峠までえっちらおっちらと…。途中、あ まりの暑さと喉の渇きで休憩の連続。工事で片側やってるおっさんはアホか、という眼差しw…。

虻峠に着いた時は正 直、もう登りないものと信じ込んでいましたが、実際は、まだまだ、洞川まで登りが続きました。なかばやけくそでペダルを漕ぎつつ、登りでなかなかクリート がハマらず、ふらついて転けそうになったり、もう散々でした。しかし、洞川の温泉街が見えたときは、元気100倍。一気に登りきり、威風堂々とご入場。

さ てと、目的のごま豆腐を食わせる店を探さねば…。今は便利ですよねー。iPhoneで一発検索だもん。しかもこのパワースポット洞川にあってもauはちゃ んとアンテナ立ってるしw。すぐに見つかり、おばちゃんが、近所の人と世間話に花が咲いてましたが、あのぉー、ここでごま豆腐って食べられますかぁー?と 聴くと、ハイ、食べられますよー、と言ってくれ、そのまま二人がけくらいの小さな椅子に座り、ごま豆腐を所望。
お茶といっしょに運ばれてき たその灰色の豆腐を一口。ぷるるんとしていてヒンヤリ。口の中から胃袋へそいつは滑り落ちていきました。なんとも言えない食感です。それに水が名水ゴロゴ ロ水のためか、お茶から何からすべてが美味しい! 300円でしたが、これはお勧め。ぜひに!
小屋商店。外せません。

さて、今度は、今まで登ってきた激坂を一気に河合まで下ります。
10分ほどで下ってしまいました。
さ きほどの元モーソンwの森田商店に到着。キョロキョロしていると、ご主人がこっち、と言って連れて行かれ、見ると、バイクスタンドです。木製の自家製のご 自慢の品だそうで、これ、撮っといてやぁー、ってw…。私、ここ、昔、モーソンでしたよね? って聴くと、もうある程度売名できたから、今はこれでええん や、とw…。どこまでもおもろいおっさんでした。

次は、天川弁財天ですな。音楽の神とかで、細野晴臣氏やB.イーノ氏ら大物も奉納に来ているとか…。
立ち寄ります。和太鼓が鳴り響いていて、なんだかパワースポットって感じ。土曜ですが、人は少なかったよ。

それから、すぐで天の川温泉。今まで洞川温泉センターばかりだったので、今日は入ってみました。
露 天もあり、いいかんじ。600円。ツーリング途中に温泉は入れるのは、自転車の場合、春と夏だけ。冬場は湯冷めするので、とても途中は温泉無理。新緑を眺 めつつ。露天を堪能し、風呂あがりにリアルゴールドを流し込んで、チャージ。まだ、これから、あと40キロ以上は走らないと行けないし…。といっても、も う天辻峠位の激坂をやり終えれば、後は下り基調。五條までスーパーダウンヒルだもんね! (・∀・)

この後、阪本ま では、実にすがすがいし清流沿いの最高のコースなのでした。そして、釣り師の風景などを見つつ、阪本に到着。旅館、昭和館を撮影して、ここからいよいよ、 地獄の天辻峠の始まり。登り口に哀れな、五新鉄道跡のトンネル出口がポッカリと…。今は、宇宙船の研究施設だとか…。

ポクポクとローアンドローで天辻峠を攻めていきます。これだけの長大な登りになると、途中、何回か、立ち止まって休憩です。そのたびに乾いた喉をアクエリで潤します。バイクや車が轟音を轟かせて、峠道を登っていきます。私は、(´∀`*)ポッくりぽっくり。

やっと頂上の星の国の道の駅に到着。オーバーヒート気味だった身体を冷やすべく、自販機でアイスクリームを買い、食べました。美味しいのなんの。目の前では、バイクツーリングの兄さん方が愛車自慢に花咲いてました。自転車もバイクも同じですなw。

後は、天辻峠頂上から、一気に五條駅までスーパーダウンヒルを堪能し、五條駅で終了後の缶酎ハイで一人乾杯し、車中の人となったのでした。
((≡゚♀゚≡)






































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