タイプライターの謎…。

タイプライター。そう、昔の映画でタイピストがカチャカチャと独特のタイピング音を響かせて、打鍵しまくるあの文章作成マシンである。子供の頃、私は、映画であのシーンを見るたびに大きくなったら、絶対にコレを買うぞ! と子供心に決めていた。

しかし、その当時、昭和の50年頃だろうか、まだ、世の中に日本語ワープロは存在せず。和文タイプというものはあったのかもしれないが、実際には見たこともなかった。その当時は、新聞紙面の活字でさえ、活版で作られ、印字を職人が一つ一つ箱から拾い出して、組み、仕上げる、というなんとも今では考えられないような行程を経て、ようやく最終稿が出来て、出版されていたわけである。

日本語は、幸か不幸か、漢字という文化があったため、容易にはタイプライターが実現しなかったのだと思う。これを実現するためには、メモリなどの技術が揃ったコンピュータの登場をまたねばならなかった。

さて、今宵はそんなタイプライターにまつわる幾つもの伝説を熟読していて面白くて、夢中になったので、紹介したいわけである。

まず、不思議だと思っていたのが、キーボードの配列。通常、qwerty配列という独特の配列はabc順ではなく、不規則だ。なぜ、あのような配列になったのか?

キーボードの打刻キーがクロスして壊れるのを防ぐため、とか、セールスマンがtypewriterという単語を素早く打つために手をあまり動かさなくていいこの配列になったとかw…。いろいろ妄説あるらしいw。

しかし、今でもあのタイプライターを打つ、そう、ルパン三世のオープニングでタイトルが流れるときに出るあの音ですよ! (・∀・)

あれが(・∀・)イイ!!。あの音だけを再現するアプリが昔、Mac用にあってインストールして大いにタイピングを楽しんだりしたのもでしたなw。

日本語ワープロの誕生秘話には、まだ、いろいろあって、ここでは書ききれません。ひとつはフォントの作成問題。それと文字コードの問題。どれも完成秘話がおもしろいので、また、興味ある人は探して読んでみてくださいな。結構、裏話っておもしろいわ。

いずれにしてもシャープの書院とか、ワープロ専用機ってものを後生大事にお使いになっている人はお宝ですから、絶対に手放さないようにね。もう、今欲しくても手に入りませんから。
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