週末イイ天気w…。大塔林道をやるか…。^^;

散々、連休を楽しませてもらったので、今週は土曜は出勤。でも、天気がいいですよねー。それで、日曜日の輪行プランを早くも練っている始末w…。

今回は、ロングアプローチを考えてます。でも、楽な方が( ・∀・)イイ!!
ってことで、考えたのは、ブルーのMTB号を持って行って、思いっきり紀伊半島どまんなかを横断してしまう、というプラン。そう!ご存知の林道の中の横綱、安川大塔林道を西側から攻めて新宮に至る、ってコースです。前回は、新宮を起点に走って、19時頃、朝来駅に到着し、帰ったという記憶があります。秋ごろだったかな。もうかれこれ5年ほども前になるか…。

今回のプランは、自宅から袋詰めした自転車を車に乗っけて、一路紀伊田辺駅を目指します。往路は、海南まで下道を走り、海南IC〜南紀田辺ICまで高速道路。でも、軽自動車なので、料金は安い。これ、電車だとすごーく高い! そして、駅チカのコインパーキングに車をデポし、そこから組み立てて、ブルーのMTBで大塔林道を目指します。途中、峠などもいくつもあります。ダイナミックな山岳コース。人っ子一人居ない真の秘境を味わい尽くすという贅沢なコースです。

もちろん、林道というだけあって、途中から10キロほどの区間が今でも未舗装。これがイイ! そして、川湯温泉へ出て、そこからはR168を快走し、新宮駅まで走ります、というコース。時間があれば新宮で徐福公園とかに寄って、徐福の精というご当地ドリンクをもう一回飲みたいもんですな。私は、大の中上健次ファン。彼の小説三部作、岬、枯木灘、地の果て至上の時、すべて読みました。静かな感動を覚え、ダイナミックな熊野の自然に完全にノックアウトされました。もう主人公、秋幸になりきって、走りますw。

さて、熊野というと芸術と縁が深いのです。彼の地の出身者で文筆業で身を立てた人の多いこと! 

あ、そうそう、出発地の田辺には偉人、南方熊楠が居ますね! 彼の著書も読みましたが、未だ全貌が捉えきれない巨人です。彼の博物館が田辺にあって遺品が展示されています。洋行した時のトランクもあるよー。顕微鏡とかw…。粘菌の標本がおもしろい!一度行ってみて!

小保方氏のネイチャー誌論文取り下げ事件で世間は大揺れですが、知る人ぞ知る、ネイチャー誌の日本人初論文掲載者は南方熊楠です。タイトルは東洋の星座だったかな?古今東西の星座に関する神話などの論考を考察して書いたすぐれた論文。その中にはインドのサンスクリットの文献まであったというから、普通の博学な人とは桁違いです。

私は、彼の生き方も精神も大好きです。また一度、田辺の博物館に行きたいものですな。ランドナーでも乗ってのんびりとw…。

えーと、今回は、新宮駅〜紀伊田辺駅間が電車輪行ということになりますな。この区間、とにかく車窓風景が最高! そして、紀伊田辺駅に付けば、すぐ近くの駐車場の車に積み込み、帰りは温泉でも寄ってのんびりしようかとw…。翌日の仕事の都合を考えると、深夜帰宅は避けたいもの。できれば、夕方には田辺に着いて、その後、夕食を食べ、温泉で1日の疲れを取って帰宅、と行きたいもんですなw。
あー、楽しみだー。((≡゚♀゚≡)

前回自転車で走った時のお写真です↓
20091025_大塔林道自転車越え


コメント

人気の投稿