知的生産のツールについて…。

何かを勉強しようと思うと、今は、ネットで検索して、いち早く法律の改定内容などを知ることができるし、いろいろな立場の人の見解を読む事にもなり、勉強になる。
一昔前と勉強法がガラッと変わった点というのは、実はこのネット活用法だと言える。未だにネットではなく図書館を使え、などと言っている人がいるが、間違っている。最新の情報は常にネット上にあって、アップツーデートされているわけだから、やはり出版されて古くなった情報しかない図書館の情報は趣味の読書にはいいかもしれないが、目的先行の読書には向かない。

それで、これらの玉石混交の情報をどう料理するか、で毎晩、悩んでいた。今、私が愛用しているのは、無料でいて非常にすぐれたソフトウェアである。名前はずばり、scrapbookという。これは、正確にはブラウザのfirefoxのエクステンションアプリで、何度かのバージョンアップの末、素敵な進化を遂げた。

今、気に入っているのは、検索が早いことと、検索にunixなどでお馴染みの正規表現が使えること。それに、ラインマーカーなどで重要箇所に紙のノートと同じように線引を行えることだ。

この二つで他のに乗り換えようとは決して思わない。

だいたい、紙の情報をまた、パソコン上に打ち込みなおすなんて馬鹿げている。そんな暇があったら、同じ時間を読書に費やす方がはるかに知的利得が大きいと思う。

とにかく多くの情報をどんどん読んで、徹底的にライン引きを行う。紙と違って消せて、なんどでも引き治せるし…。

自動で索引項目を作るようになっていて、検索が非常に早いのも特徴だ。ブラウザベースで動くというのが、何よりありがたい。これならどんなパソコンでも動くからだ。

というか、もっといい方法を今思いついている。
どうせ、iPhoneを持ってるし、テザリング契約しているのだから、今の自分のMacBookを職場に毎日持っていけばイイ。それにUSBケーブルでiPhoneを繋げば、ずっと職場でもどこでも圏内なら、ネットできる。

いいことにこの方法だと自動的にiPhoneの充電も完了であるw。(・∀・)

ということで、この方法をそろそろ試そうか、と今思っているとこだ。職場のPCは数世代前の代物でHDDの容量が驚きの少なさである。それに危険極まりないwindowsXPであるw。この方法だと日本語入力が使い慣れて賢くなっているgoogleの日本語入力が使えるし、医療用語も一発変換である。非常にイイ。

結局のところ、知的生産の甘い罠について、警告を発しているのは、立花隆著、知のソフトウェアという本だけだった。後は、皆異口同音に、●●すればもっと検索が早いだの、目の動かし方をこうすれば、早く読めるだの、くだらないことばかり書いてたw。あのようなことを真似してたら時間をもっと損していただろう。早く止めて正解だった。

他人のことなど考えず、自分がどうすれば楽で便利か、と常に考えて効率最優先でこういう知的作業をしないといけない。アウトプットがあくまで目的だから、分類整理に惑わされてはいけないのである。が、この分野は次々とマニア心をくすぐる文房具アイテムが発売されるので、よほど気をつけていないと罠に落ちるw。(・∀・)

同様の理由で配布される紙媒体の資料もゆめゆめデジタル化しよう、などと思ってはいけない貴重な人生の楽しみの時間を消費することになるw。簡単な索引だけをエクセルか何かに打ち込んで連番を紙媒体をファイルして振り、それにリンクさせればいい。

いい加減溜まったら、エクセルをソートして打ち出して表か巻末に挟み込めば、辞典としてその資料全体を使える。

ということで、そろそろ眠くなってきたので寝ることにする。
((≡゚♀゚≡)

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