暗号化メール。やっと納得できるものに巡りあった…。

本日は、早朝より目が覚めました。
というのも昨夜はなんと20時半に就寝したからですw。(^^)

夜中の3時に目が覚めて、昨日読んだ未来社会のことを想像したりしていたら、だんだん目が冴えてきて、寝れなくなりましたw。

5時位に再び二度寝して、8時に起きました。

そこからは、気になっていた暗号化環境の再構築です。
暗号化で最も効率よく、個人的にお勧めなのが、gnupgというもの。
これは、もと、十数年前にアメリカ人が開発した。pgp (pretty good privacy)をgnuが再ビルドしたもので、双方に互換性があります。

私は、gpgを今は使っています。これ、非常に優れている仕組みなのです。
公開鍵暗号方式というものです。

公開鍵と秘密鍵を双方ペアで作ります。そして、公開鍵を暗号化して送って欲しい人に渡します。複合できるのは、世界でたったひとつ、自分が所有している秘密鍵だけです。

この方式だと、自動的に自分の秘密鍵で署名の確認もできてしまいますね。

実にうまいアイデアです。
現在、これらをうまく包含して、使えるアプリにpgpやgpgがあります。原理はどちらも同じ。ただ、残念なことに一般にあまり知られていません。インストールが極めて難解なのがその原因かと思いますが、ソフトウェアに自信のある方は、ぜひに取り組んで欲しいです。最近、当局の検閲などが実際問題となっており、個人でもプライバシー保護に取り組む必要性が高いと感じています。

もちろんターミナルに慣れている方なら、そのままでも使えますが、毎回、メール受信や送信のたびにコマンドを打ち込んでというのも現実的ではありませんね。

ちなみに私は、昔からのマック信者なのでw、ここではMacでのインストールの方法を書きますね。

まず、gnupgのインストールですが、これは伝統的なUNIXのツールでして、今のMacは元がUNIX系統のOSですから難なくインストールできます。

まず、macportsと呼ばれるアプリをインストールすることから始めないといけませんが、これを導入するのに、敷居が実に高い!
●方法は以下参照:↓

XcodeとMacPortsをインストールしてUNIX環境を整える

無事に環境が整い、macportsをインストールして、基本的なターミナルコマンドの使い方を知ったら、いよいよ、gnupgのインストールです。

さて、ここまで無事にたどり着けたw方は、いよいよ、GUIで使えるようにしましょう。

私が、今朝からインストールしてメインに設定したのは、seamonkeyです。
これは、元々のネットスケープをそのまま踏襲したアプリでブラウザ、メーラー、コンポーザー、チャットが同梱されています。ひとつのアプリでこれらをシームレスに使えるので、mozilaが散会して、firefoxなどにプロジェクトが移行してしまったのを非常に残念に思っていました。たった一つ持っていれば、すべて事足りる、ってのがお気に入りだったので。面倒なのはなんでもイヤ!

これのメーラーを使い、メールの送受信をできるようにpopとsmtpのサーバー設定をそれぞれお使いのサーバー解説にしたがってやってくださいな。私は、gmailでやりました。

次にインストールしたgnupgのGUIアプリを導入します。このseamonkeyとthunderbirdには、その名も面白いenigmailというアドオンがあります。これをインストールします。

最初、出てくる設定画面で、gpgのありかが間違っている場合もあるかもしれません。
ターミナルを起動して、次のコマンドを入れて調べてくださいな。
$ which gpg
すると…
$ /opt/local/bin/gpg
なんてなってるかと思うので、これをそのままコピペして、設定窓に入れます。
後はOKボタンで終了。

再起動すると、いよいよ、暗号化メールの送受信が可能になります。まずは、自分宛てに暗号化してテストしてみるといいでしょう。

ボタンひとつですぐ復号してくれるのはうれしいですね。煩わしさが暗号化の欠点でしたが、これを使えば、誰でも当局に知られず、秘密の会話が可能ですw。
(´∀`*)ウフフ






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