26HEランドナーという選択。

私のパナソニックのランドナーはホィール径が26HEである。タイヤは26x1.50だ。ちょっと前までこの規格は、MTBの標準仕様だった。しかし、たったの数年で状況は変わってしまった。今は、650Bか29erである。

それに連動して、市場でもこの26HE規格の部品が少なくなっているようだ。危機感を持っている。まだ、もともと付いていたホィールをそのまま保存しているので、換装は可能である。

それと困ったことにRハブのOLDが135mmである。調べてみたが、この規格の高級なハブがない。廉価なものはある。しかし、ちょっと回転性能のいい高級ハブを探すと、皆、ディスク仕様となってしまっている。もちろん、ディスク仕様のハブをリムブレーキに使用することは可能だろうとは思う。しかし、その逆はだめ。しかし、最近はスルーアクスルの普及で、ディスク車はQRがないのかもしれないな。

それで、ちょっと焦りを感じているのである。パナソニックのランドナーにはシマノのLXという名称のハブを使用している。よく回る。しかし、今はもうないようだ。

日本人の平均身長がどれくらいなのか知らないが、恐らく、私のように170cm以下の人が大半ではないかと思う。そうすると、29erなんて径の大きなホィールはちょっとオーバーサイズかな、と思う。

昔は、NC誌などに24インチのホィールのランドナーもオーダーで紹介されていたな。しかし、ホィールなどの規格は気を付けないと時代とともに変遷し、その規格の部品が手に入らなくなる恐れが高い。

今ではもう24インチのアルミリムを探すのなんて至難の業である。それにタイヤもいいのがない。ママチャリのものはあるが、HEなので規格が違う。

それと不思議に思っているのが、チューブラータイヤのバリエーションである。小径車ブームの頃は(もっともそういうブームがあったようななかったような気がするが…)、豊富に出ていた小径チューブラーであるが、今でもビットリアなどからはジュニアと称して発売はされているようだ。ただし、驚くことにリムが見当たらない!どこを探しても小径車のチューブラーリムはない。なので、タイヤだけあっても作れないという不思議な状況である。

私もちょっと前までビットリアのジュニアチューブラーで、26インチとかパナソニックの26インチのタイヤを買っていて、使っていた。まだ、奇跡的にアンブロの小径リムが手に入ったので、クロスバイクもどきと称して、改造して、乗っていた。クラブのオフ会にも乗って行っった。取り回しがよく、軽量で非常によく走った。

残念なのは規格が特殊なので、もし、スペアを使い果たしたら、通常のショップではタイヤが手に入らないこと。なので、今はもうこのホィールを使用していない。今使っているのは700Cサイズのチューブラータイヤである。ロードバイクに使用している。

26インチのチューブラーが潤沢にあれば、これを使ってスポルティーフをオーダーしてみたい心境だ。私の小柄な身長からするとフレームのフォルムがちょうどよく、かっこいいシルエットとなる。

以前、これもNC誌に載っていたが編集長のサブリエールなる軽量アルミ車が26インチホィールだったかな、と思う。非常にかっこよかった。(違ってたらごめんなさい。)

規格外ということで、今回は書いたが、永続して自転車を楽しむのなら、やはり流通している部品で組む、というのが一番手堅いかもしれないな。

(=^・・^=) 

コメント

匿名 さんのコメント…
今は、700cが無難かも知れませんが、
26x1.50だと700cへのインチアップは厳しいかも知れません。

26x1.50の直径は640mmですが、700cだと23mm幅でも直径670mmです。
半径で15mmくらい増えて、泥除けとのクリアランスが厳しくなるかも知れません。
それ以前に、23mm幅では、ランドナーには不向きかも知れませんね。

650Bですと、650x28Bが同じくらいの直径になりますが、
28mm幅でも、まだ、足りない感じはします。

700cは安泰とは言え、金属のチューブラーリムは絶滅危惧種です。
(カーボンリムは増えましたが。。。)
私は、run-flat(パンクしても走れる)を目指してますので、
早めにネメシスを確保すべきかも知れません。

135mmハブも危ないですよね。
ディスク仕様でも、XTRの135mmは消えました。
今はXTと、それ以下になりますが、いずれXT以下も順次、消えるのだと思います。

シマノのダウンヒル用ハブには、135xφ10mmが残ってます。
Thru-axleとしては、ちょっと特殊なサイズになりますが、
このハブをクイックリリースの自転車に転用するアダプターも存在します。

https://www.worldcycle.co.jp/shopdetail/000000020907/7472/page1/order/

135x10のthru-axleハブも、DT Swissのアダプターも、
需要があるとは思えませんけど、何故か粘り強く存在してます。
存在理由が不明なので、何となく不気味ですけど。。。

こん@4040club
nonki さんの投稿…
厳密に言うと、26HEリムの枯渇は、ディスク化と650Bの台頭という2つの要素で少なくなってきているのでは、と感じています。MTBの世界ではリムブレーキというのがほぼなくなりつつあるようで、今後が非常に心配ですね。
予備にアラヤのTM-840Fが今組んでいるリムなんですが、これ、非常に良かった。なくなったのが残念です。
もうほかに選択肢はないかもね。(;´д`)トホホ…

人気の投稿