ギア比を考える今日この頃。
今、市販されている安めの部品を買っては付けて喜んでいる私であるが、ギア比がいただけない。だいたい、フロントが50x34Tのものが多く売られていて、仕方ないので、それを選択している。
そうしますと、私の貧脚から、リアは32-11Tの9段となるわけである。ローギアはかなり低めでこれくらい軽くないと激坂は登れない。これでだいたいの山坂は登りきれる。しかし、いけないのがトップ側。50x11Tってどんだけ重いのよ。これ、若い人なら問題ないだろうけど、こんな重いギアを使うことは滅多に無い。おかげで私の自転車はトップ側のギアは一向にすり減らない。だいたいいつも中間のギアを使っていて、トップに入れるのは車輪を外すときくらい。
そうなるとちょっと値段が高いが選択肢はTA一択となる。こちらは、アウターが42Tくらいから54Tくらいまであり、豊富に選べる。インナーもまた豊富である。奇数歯は今はないようだが、昔はあった。ワタシ的には、アルプスギアと呼ばれた44x26Tが最強だと今も思っている。これだとリアは普通に25-11Tの9段くらいでいい。面白いことにTAの公式サイトでは、8段まで使えると書いてあるが、実際は9段でも問題なく使用できている。
シマノのソラも50x34Tである。コンパクトクランクというらしい。どこがコンパクトなのか、よくわからんが、安価で取り付けやすくいい買い物だった。ホローテックⅡにぞっこんなので、満足している。
サンエクシードかどこかがホローテックⅡの5visクランクを作ってくれないかなぁ、と密かに期待しているが、まあ無理でしょうね。日本ではツーリングをやるヒトはほぼ皆さん5visクランクを愛好していて、だいたい、昔のプロダイとTAの組み合わせというヒトが今でも多い。
いい加減、コッタレスクランクの欠点に気づいてからというもの、ホローテックⅡに移行しましたが、今でも残りの自転車は皆、コッタレスである。メンテナンスの際にはトルクレンチを使って慎重にトルク管理をやっている。少しでもテーパーが広がらないように苦心しているわけである。
こんな苦労もホローテックⅡなら心配しなくてイイ。いやはや、またしてもシマノの開発したホローテックⅡを褒めてしまったが、それくらい、この機構は優れていると思う。
まあ、ギア比の話に戻すと、若いときから重いギアを踏むのはあまり感心しませんな。そのうち、膝をやられて、歳をとってから踏めなくなるかも、と思うと、優しい軽いギアを回すようにするほうがいいと思うわけです。
単に私が貧脚なだけなのだろうか…。
(=^・・^=)
コメント
スパイダーが消滅して、クランクは単なる棒となりましたので
理論的には、PCDとは関係なく歯数を選べます。
本来であれば、44/26Tという組合せも可能なはずですが、
FDとの相性(変速性能)を気にしているのか、
現状は、限られた歯数しか選べません。。。
こん@4040club
見た目のスマートさとおしゃれさで、やはり仏製のTAになるんですよね。今でも製造され続けているのが奇跡ですわ。
ロードバイクもギア歯がダイレクトマウントになるかも知れません。
PCDとは無縁になるので、社外からシマノ対応のギア歯が発売されれば
44/26Tという組合せが実現するかも知れません。
昔、TAのカルミナを検討した事がありましたけど
BBが特殊ということを聞いて、断念した事がありました。
こん@4040club
ダイレクトマウントってギア歯だけ交換ってできるのでしょうか?
年々、チェンホィールの歯が薄歯になり、摩耗の度合いが早くなっているのが嫌ですね。昔の厚歯の頃は、かなり使い込めましたが、今や10速用の歯なんて薄いのなんの!
それに高価だし…。
やっぱりソラくらいのグレードで、私は十分ですかね。
フリーハブとカセットスプロケットのような関係になるのだと思います。
ただし、アウターとインナーの組合せをユーザーの自由に任せてしまうと、
FDが機能しなくなる恐れがあるため、現状は自由な組合せを認めてません。
それであるなら、FDも、RDのように、SS、GS、SGSの3種類を
用意すれば解決すると思いますが、そうならないのは、不思議です。
耐久性やリアハブのオチョコ量の面でも過度な多段化は弊害が多いと思いますが、
アウターとインナーの歯数を自由に選べれば、
リアを多段化せずとも快適に走れるはずですけどね。。。
こん@4040club
ダイレクトマウントって歯数を自由に組み合わせできないんですね。残念。
私は、当分、TAのpro 5visかな。(^^)
クランクは見かけなくなったけど、チェンリングはまだまだ製造されているようで、安心です。
TAの44x26Tで、リアが11-25Tが最強かと。