便利なケミカル。パーツクリーナー。

 今日は日曜日のお休み。私としては非常に珍しいのである。

しかし、天気が雨の予報で遠出できない。仕方ないので、部屋で将来付ける予定の部品の洗浄などをやろうかと思ったりしている。だいたい、軽量化に際しての部品も集まりつつある。

昨日は部品箱の片隅から高価なチタン軸BBユニットを発掘した。これは買ってあったが、すっかり忘れていた逸品で、見つけたときには非常に驚いたものである。

ネジ部がグリスやスラッジで真っ黒になっている。これを丁寧に本日パーツクリーナーで洗浄してやろうと思う。ベアリング部にクリーナーがかからないように慎重にやらないといけない。

だいたい、左ワンのネジが渋いという評価が多いようであるが、これはネジ部に緩み止めがたっぷりと塗られているせいである。だから、正常より若干渋いのである。

いつもパーツをバラして洗浄するときにパーツクリーナーを使っている。私の使っているのはホームセンターなどで安売りされているAZ社のもので、一本200円〜300円くらいのものである。

とにかくパーツクリーナーは大量に使う。まず、自転車をいじると手が真っ黒になるのである。これが、作業後、石鹸だけでは絶対に落ちない。それで、まずパーツクリーナーをティッシュに吹き付け、それで手を擦って油汚れを落としてしまう。驚くほどによく落ちる。主成分をみるとだいたいヘキサンかなにかの混合物のようである。

このパーツクリーナーも、注意しないといけないのは、樹脂部品に吹きかけるときに、樹脂をだめにしてしまうことがあるということだ。

成分にもよるのかもしれないが、OKなパーツクリーナーとだめなものとがあるようで、よく見極めないといけない。

その他、チェンステーやエンド付近の油汚れなどもパーツクリーナーをよく使う。これで拭き取るとすぐ落ちる。塗装は大丈夫のようだ。

そうして、塗装の剥がれも後でタッチペンで修正しておくのである。私のは修正箇所だらけである。それだけ乗っているという証拠だと思い気にしてはいない。

部品のネジやナット類などもパーツクリーナーで一旦バラしてから洗浄する。昔は石油などに漬けていた。しかし、石油臭が臭いのと、引火性があるため、危険であること、廃棄する際に環境に優しくないことなどを理由に今はあまり使っていない。

パーツクリーナーの効果的な使い方としては、チェーンの洗浄がある。切ったチェーンをペットボトルに放り込み、中にパーツクリーナーをたっぷりと吹き込んで溜める。それを蓋をして何度も振ると、チェーンの脱脂は完了する。組付け前などによくやっている。その後にドライタイプの油を差して完了するのである。気にしない人は別段やらないといけないことはないが、フッ素系のドライな油を使いたい時、元々付いているベトッとした油が邪魔なのでやっている。

ペットボトルから取り出すときはさっさとカッターでペットボトルを切り裂いて取り出すのである。

残ったパーツクリーナーはティッシュに吸収させて放っておいても揮発するので問題ない。

後、よくやるのが換気扇の掃除のときだ。換気扇を取り外して、羽の部分にたっぷりと付いた油汚れに一吹きするのである。驚くほど落ちる。市販の洗剤など比較にならない。

私はホームセンターに行くとパーツクリーナーを必ず一本は買い求めている。性能対価格でいうと安いと思う。

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