公共工事とこの国のあり方について思うこと…。

求職中というのは、何かと忙しかったり、暇だったり…。
波がある。今は、ハロワ登録前で実際、暇w。

暇にまかせて、音楽聴きながら、ドライブしたりして過ごしている。あまり遠方へは行かない。ガソリンももったいないし…。

さて、最近、オイラの近所に京奈和自動車道というのが開通しつつある。区間開通していて、以前、御所市のかもきみの湯へ行くために試しに通ってみた。あまりの時間短縮にびっくりしている。国道24号はノロノロ渋滞で、時間がかかる道路で有名だ。他にバイパスが今までなく、トラックも多くて、年中遅い。それが、この京奈和自動車道が開通したことによって、奈良方面へ一気に行けるようになった。

しかし、オイラは、思うのである。こんな道路は不要である!と…。
なぜかというと、日本という国の人口推移を考えてみて欲しい。仕事場には、ちょうど就学期のお子さんがいる人も多いが、話を聞くにつけ、受験人口がかなり減っているらしい。しかし、学校は相変わらず増えているとw…。

オイラは、高齢者産業に従事していた(今後も従事予定w)が、高齢者ともなると恐らくこの10年間でかなりに人数が減少してしまうに違いない。すると、団塊の世代がその次の高齢者予備軍となる。しかし、時間の流れは早い。いずれあっという間に団塊の世代も死に絶えていく。

50年という期間で考えると、将来的に日本の人口は半減するだろう。税収が一気に減り、公共工事も今のペースで維持することは不可能だ。大都市圏以外では、活気がなくなり、和歌山のような辺鄙な場所では道路の崩落が相次ぎ、孤立集落が次々と誕生してくる予感…。(・∀・)

実際、辺鄙な山村へん日常物資を移動販売する商売が活況である。もっと、進んでSUPERが自ら、バスを運行し、都市部のスーパーへ山間部の人たちを買い物に連れてくる、という商売も成立している。オイラの周辺でも食材の宅配が盛んになってきた。買い物に行くのが辛い人が増えているのである。

以上のような状況になってきているというのに、まだ、高速道路が必要だろうか? そんなとこへ税金をつぎ込むのなら、福祉にもっとお金をつぎ込んでくれー、と思うが、実際は、高齢者は今、述べたように順次死去していく運命にあるので、国としても本音では、お金を投入したくない、というのが実情なのであろう、と思う。

この前に尾鷲市へドライブに行って思ったのであるが、立派なバイパスを辺鄙な紀伊半島に付ける必要性はほぼない、と思う。

それより、昭和の時期にたくさん作った道路などのインフラがもう耐用年数限界に来ているという事実。これらの補修費用をいったいどうするのだろう? たぶん、優先順位の高い順に修復する、ということになるのだろう。

いやはや、お金の使い道としてはもったいない話である。どこまでも土建業者と二人三脚の歴史が変わってないなぁーと思う。

この国の将来を限りなく暗く感じている今日このごろ…。(・∀・)

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