SNSについて思うこと…。

インターネットをやり始めてどれくらいになるのか? もう忘れたが、最初の頃は、確か、今のような常時接続じゃなく、゚(゚´ω`゚)゚。ピーガラガラっていうような音とともに接続完了のアイコンがデスクトップに出るダイアルアップ方式という接続方式だった。当然、時間単位での課金であり、やり過ぎるととんでもない金額を月末に請求されることになる。

その後、数年そういう時代が続いた。なので、オフラインで読むということをよくやっていた。どうするのか?というと、まず、一定時間接続したままロボットのようなソフトでサイトを巡回させ、キャッシュに情報を集めさせる。そして時間経過後、接続を切ってからゆっくりと収集したサイトの中身を読むのである。

こういうやり方をしないとネットサーフィンなどしていて興味が湧き、次々にリンクをたどったりしたら金額が高額になるからである。この、後でオフラインで読むという方法をオイラは案外楽しんでいた。ちょうど漁師が網に獲物が何かかかったのだろうか…?と網をたぐって中身を見る楽しさ、と表現したらいいであろうか。

結構これで、読みたいコラムやら何やらを読んでいた。

とうとう自宅に常時接続ができた日を昨日のことのように覚えている。まず、当時出始めだったLinuxのisoイメージファイルを落としたかった。これは今ではなんてことないが、650MBほどもある巨大ファイルでダイアルアップでは到底不可能な容量であった。これがものの5分ほどでゲットできた。

それと動画を見る、という楽しみを知ったのも常時接続になってからだ。いよいよ、楽しくなってきたな、と思ったが長続きはしなかった。当初、世界中につながっている! というインターネットの感動が最近では薄れてきた。理由はSNSの台頭である。SNSとは、今流行りのFacebookやらLINEやらである。これは、限定公開であり、限られた範囲内の人しかアクセスできないように設定されていると思う。当然、グーグルのロボットからも治外法権であり、検索できない。職場関係の人がLINEの主なメンバーだったり、過去の人脈だったり…。一番、最近、オイラが疲れている理由が、既読の判明である。これが、なかなか気を遣う。メッセージを書いてもいつまでも既読が付かないと、はて?まだ読んでないのかな?それともブロックされているのだろうか?とか余計なことを考えてしまう。

相手にプレッシャーを与える、という理由でオイラはLINEが好きではない。なので、最近は撤退していきたい心境である。Facebookも日常の自慢大会の様相になりやすい。どっか、びっくりするような写真を投稿したら自慢できる、みたいな流れになっていきやすい。

オイラのような小市民はそうそうびっくりネタなどない! ( ゚д゚ )
なので、Facebookもやっているが、淡々とした日常風景である。一番、嫌なのは、思春期まっただ中の中高生がLINEをやっていることである。これははっきりいってイケナイ。いじめの温床になると思う。開発者はそこまで全く考えていないと思うけど、中高生くらいの年頃の人にLINEを使わせるのはよくないと思う。ほとんど、熱中しぎてしまう、というのもあるし、友達関係の再確認作業で疲れてしまい、LINEから離れられなくなる。それとアザトイお金儲けのためにやたらとスタンプと称して売りつける商法。これにも辟易している。

同じような理由でオイラはゲームにもまったく興味が無い。時間がもったいないからだ。結局、インターネットで一番使えるし、好きなサービスは今も昔もメールだけである。それもgmailが大のお気に入りだ。理由は、スマホとPC両方で使えるからである。

もっと欲を言えば、仕事でメールを活用できたらいいのに、といつも思う。これを阻むのが、日本独特の捺印という作業である。これらを電子的に代替できるシステムが整えば、徐々にペーパーレス化が進むと思うのだが、いつも仕事で大量の書類を印刷し、また、捺印をもらう、という作業に時間の無駄と非効率を感じているのである。

SNSの台頭で間違いなくインターネットの世界はますます偏狭になり、平等性が損なわれていくだろうと危惧している。

参考URL:

「PCの死」と「平等なウェブ世界の終焉」


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