最近のブレーキレバーが嫌い。
最近のブレーキレバー。みんなエアロ形状というか、ハンドルにワイヤーを沿わせる形になっていて、どう考えても抵抗が大きい。昔は、まだデュアルコントロールレバーの変速ワイヤーが触角のように横から出ていたものは、抵抗も少ないし、ワイヤーの取り回しも楽だったような気がする。
今は、変速ワイヤーもハンドルに沿わせるようになってしまった。結果、ワイヤーの抵抗が大きく、スムーズな変速を疎外していると思う。当然、抵抗が大きいとワイヤー寿命も短くなる。
ということで、スポーツ自転車の最高傑作は80年頃までのロードレーサーだと確信している。私の現在手持ちの愛車たちは、みな、ブレーキレバー上出しで、変速レバーをWレバーにしている。この形が理想だと信じて疑わない。最近のロードバイクはフレーム内にワイヤー類を内蔵するのが流行っていて、組み立ての際、非常に難儀するという。
当然、メンテも楽ではない。なぜ、このような面倒なことになったのか。ワンシーズン限りのツールのようなマシン供給体制ならいざしらず、趣味のサイクリストにとっては最近のロードバイクの進化は手放しで喜べないと思う。
今でもWレバーを直付してくれる工房はありがたい存在だ。Wレバーでちょっと一瞬緩めてがくんと変速する感じがなんとも好きである。カンパレコードなどの往年の名品は今も大事にとってある。
マシン自身も70年〜80年くらいまでのものが最高に美しいと感じている。エロイカに出てくるようなマシンが最高に美しい。
ブレーキレバーも吉貝以外は上出しのものを販売していない様子。寂しい限りである。
(=^・・^=)
コメント
厳密に言うと、まだシマノから出てますが、
最新のワイヤー引き量(シマノ)には適合しません。
シングルスピードに乗っている人は、
吉貝やテクトロのブレーキレバーになるのだと思いますが、
これらも、最新のブレーキ(シマノ)には適合しませんので
ブレーキも吉貝やテクトロあるいはカンパを使う事になります。
新品でシマノ(カンパ)のブレーキレバーが欲しい場合は、
STI(エルゴパワー)を分解して、シフトレバーを外す事になります。
ただし、STIのレバーは横にも動くので
ブレーキレバー単体で使う場合は、欠陥商品かも知れません。
実は、炭ロードのSTIがイマイチで、そろそろ買い替えの時期になってます。
シフトもブレーキも、最新のワイヤー引き量には適合しないので、
STIを交換すると、コンポ一式を買い替える事になります。
この機会にカンパニョーロ化という事も考えてますが、
最近のカンパは、シマノの商法を真似てきたので、非常に危険な香りがします。
色々と悩みながら、
レトロシフト(GEVENALLE)か、ウイングシフター(吉貝)を検討中です。
いずれも、意外と高価なのが唯一の不満ですけど、
大切に扱えば、ほぼ一生、使えそうなので、仕方ないですかね?
こん@4040club
えーと、シマノはまだWレバーは生産しているのでしょうか?
あるとしたら、今のうちに買いだめですかね。(^^)
この勢いだとあと数年でWレバーも怪しいですね。全部、STIになってしまうと、必然的にツーリング車が組みづらくなります。吉貝だけが頼みの綱ですな。
それを10速に転用しようとしても
フリクションモードが無いので
下記のように改造するしかないようです。
https://ameblo.jp/tadanosam/entry-12396816926.html
シフトワイヤーの件は、
確かに、ワイヤーを隠す方が美しいというのも理解できますが、
ワイヤーが存在するのであれば、それを美しく見せるのも
技のように思います。
うちの自転車は、リアブレーキのワイヤーが、
トップチューブの右前から左後に抜ける構造になってますが、
その場合、後ブレーキは、左レバーが良いのか?右レバーが良いのか?
いつも迷います。
右レバーからワイヤーが来て、トップチューブ右前に繋がる場合、
ワイヤーは短くなりますが、ワイヤーの曲がりは強くなります。
左レバーからワイヤーが来て、トップチューブ右前に繋がる場合、
ワイヤーの曲がりは緩やかになりますが、ワイヤーは長くなります。
ちなみに、前ブレーキに関しては、
Vブレーキのリードパイプ(バナナ)が「左右の組み換え自由」なので
右レバーでも、左レバーでも、綺麗に配策できます。
こん@4040club
_| ̄|○
ということはリンクにあるように自己流改造しか方法がないのか…。
Wレバーどこか復活させてくれないかな。
今ある吉貝もいつ製造中止になるかとヒヤヒヤしています。
ワイヤーの取り回し。非常に薀蓄のあるものですね。私はあまりこだわりませんが、以前は長くしていて、ワイヤーが見苦しいと指摘を受けたことがあります。
東叡オーダー時にもリアワイヤーの取り回しでアウターのトンネル工作を左右どっちにするかで悩みました。ま、今は左上にしていますがね。
でも、昔の自転車はこのブレーキワイヤーの流れが自然で美しいし、当然抵抗も少なかった。非常に理にかなっていましたね。
(゚∀゚)