最近ほしい部品が特に無い。

 ちょっと前まで毎月、ときめいて欲しい部品を買ったりしていた。ヤフオクやebayなども漁った。(゚∀゚) ここ最近は、こうしたときめきがない!強いて欲しいと思う部品がないのである。最新のシマノなどから発表される部品はロードコンポばかりで、特に欲しいとは思わない。

ま、私の欲しい8速や9速のグレードだと廉価版ばかりで、高級品がない、というのが悲しい現実である。最低でもティアグラ以上か。

この前はソラのチェンホィールに試しに磁石を近づけるとインナーギアに見事にくっついた。(^o^) 段数の少ないものは廉価版とみなしているのか、安い鉄のプレス板のようなギアである。もう少し、高級品を愛車には奢りたいと思うが、なかなか的確な製品がない。

欲を言えば、あのシマノの開発したBBシステムのホローテックⅡを採用して、ツーリング用のチェンホィールを誰か作ってくれないかな、と思う。ホローテックⅡは採用してみると、すこぶる調子いいし、調整もしやすい。脱着も簡単で専用工具も高くない。いいことづくめである。

旧来のカップアンドコーンのBBは取り付け取り外しが大変である。専用工具も高い。このようにシンプルになっていく方向を喜ぶべきかどうか非常に悩ましい問題である。私は自転車のこうした入り組んだメカが好きで相当いじってきたのであるが、最近は、バラせないRメカやFメカというのが増えた気がする。ある一定以上、バラせないのである。前に105のサイドプルブレーキをバラしたことがあったが、リターンスプリングを嵌めたりするのに難儀した記憶がある。

仁丹のような小さなボールベアリングが軸受に入っていて危うく紛失しそうになったこともある。こうしたスモールパーツの供給も今や怪しいものである。そうそう数十年も供給してくれることはまずないだろう。しかし、無理を押してメカをバラしてみると、再度グリスアップして組み上げた後は見違えるように動きがスムーズなのである。

こうした徹底してバラせるメカが少なくなったことも欲しい部品がない、ということにつながっているのかもしれない。

昔はサンプレやらユーレーやらカンパやらの詳細な分解図がサイスポなどに載っていたものだがなー。

(=^・・^=)

コメント

匿名 さんのコメント…
私は無精なので、整備をせずとも長持ちする部品が理想です。
BBは四角テーパーを使ってますが、カートリッジ式のため、
使い捨てというのが不満だったりします。
分解を前提に設計されている部品は、意外と少ないのかも知れません。
(カップアンドコーンのハブくらいでしょうか?)

仮に、分解できたとしても、何回か整備しているうちに、
工具との当り面が破損したりして、結局、壊れてしまう部品もあります。
最近は、ネジを省略して(コストダウン?)、爪で留める構造の部品が多くなりましたが
分解時に爪を折ったりすると終わりというパターンです。

これまで、アメリカ製品には、あまり良いイメージがなかったのですが、
分解する事も考慮して、真面目に設計されているものもあるようです。
あるいは、分解が不要なくらいの過剰な耐久性を持たせる物もあります。

https://www.grumpy.jp/?p=16117

こん@4040club
nonki さんの投稿…
おぉ!クリスキング!
名品ですよね。工場を見て納得です。古き良き昭和の匂いのするような工房ですね。こうした手作り感のある作り手が最近は少なくなってしまって、寂しい限りです。

スチールの自転車もずっと続いてほしいもんですがね。一人、また一人と職人さんが消えていくのが寂しいです。自慢のTOEI号もいつまで作られ続けるんだろう…。

後継者不足が深刻とか聞いてますが、そういえば、東京にサイクルテックなんとかっていう自転車の専門学校がありましたね。

伝統的な鉄フレームの自転車を作る人が出てくるかな?
前にこんさんから教えてもらったびわこぐまの人たちはすごいですね。フレームさえも手作りしてしまうんだから。

ま、今の日本製品は品質が落ちていると思います。昭和の頃がピークだったのかな。
復活を願うばかりですね。

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