地形図に魅了され、ブラタモリだった頃。
昔、といっても今から15年ほど前になりますかね。私は、一人旅をよくしていました。その頃は自転車を持っていかず、地図だけを頼りにあちこち歩く、ということをしていました。
瀬戸内海を訪問したときもそういう感じでした。あの頃は忠海駅あたりから大久野島へ渡り、うさぎの楽園やら、毒ガス資料館やらを見学してまた竹原に戻って、宿は、真鍋島のYHでした。なんでも、噂によると金田一耕助の映画のロケ地だったとかで、余計に行ってみたくなりました。
バスの時刻表を見たりして、のんびりと島めぐりを楽しんで帰りましたっけ。
案外自転車を持っていない歩きの旅も楽しいです。それで、今後年取ってあまり距離を乗れなくなったら、歩き旅を再開しようかな、とかも考えます。
そんなときに役立つのが、国土地理院の地形図です。私は地形に異常に興味がある変人で、トンボロとか、珍しい地形を見つけるといても立ってもいられなくなり、行ってみたくなります。
旅の楽しみの一つとしては廃線めぐりもあります。旧福知山線跡の生瀬駅から武田尾駅までの区間も歩きました。トンネルがそのまま残っていて、枕木を踏みながらの冒険旅行みたいな感じで感激でした。
今でも残っているのかな?
ここも自転車を持っていくとちょっと厳しいかな、と思います。歩きだと楽ですね。
一日の移動距離が歩く場合はしれていますが、その分、どんな路地や小道でも入っていけるので、楽しいですね。歩くときはリュックで、両手はフリーです。
ま、自転車、歩き双方いいところがあり、どちらがいいとは甲乙つけがたいです。
しかし、気軽にバスを利用できるので歩きもいいもんです。
いつか、十津川を縦断する奈良交通のバス路線に乗ってみたいです。新宮まで5時間位かかるらしいですね。
ということで、珍しい地形を紹介した本として、地図の愛好家で有名な堀淳一さんの著書を推薦します。「地図のたのしみ」、とか「地図はさそう」などを愛読していると、どんどん地図の世界に魅了され、行ってみたくなるのでした。
今ではネットでも地形図を見ることができるので、ますますおもしろいですね。今、気になっているのは、瀞八丁のちょっと南にある木津呂という集落。川が大きく蛇行してできた面白い地形です。なんでもパワースポットになっているそうな。
日本という国はあちこちに大小の川が流れていて、珍しい地形の宝庫です。地形図を見ると等高線がびっしりと引かれていてまた違った発見をします。
観光マップも楽しいのだけど、廃線跡や珍しい地形を発見する喜びはやはり地形図ですかね。なんだか、ブラタモリみたいな感じですね。
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