愛猫の片方が瀕死の重傷で帰還。

 我が家には愛猫が2匹いた。と過去形なのは、いったん、オスのチャーチルのほうが出ていって、数年帰らず。もう死んだものと諦めていたら、先日、首周りに腐臭を漂わせ、瀕死の重症で帰還した。ま、元々が野良の猫であるがゆえ、とても動物病院に連れて行くこともできない。

死ぬ気で暴れるからだ。それで、餌をたっぷりと与え、腐臭に絶えつつ、台所で見守ることにした。だいたい、深夜に帰還し、そのまま台所の椅子の上で寝っぱなしという状態が続いている。

昨日は夜1時くらいに出ていくといって鳴き、えんがわのサッシを開けて出してやった。そして、朝9時前くらいに戻ってきたらしい。そのまま、今日は私が帰宅するまで椅子の上に寝そべっていた。餌もあまり食べないらしい。

死ぬのではないか、と心配だ。しかし、天命というのはあると思う。その時が来たら、静かに立ち去って気配を消すのだろう。

しかし、臭い。腐臭をかぎつつ、横で夕食を食べる私も異常だが、こうした腐臭を漂わす猫を家の中に入れている家も異常だろう、と思う。(゚∀゚)

ま、でも縁あって飼った愛猫であるから、無下に追い払うことなど到底できない。優しく声をかけつつ、いたわっている。家族の声が届いたのかどうか、それから連続数日間、家に通ってくるようになった。

チャーチルよ、どうか傷が治って元気になってくれ。そして、またきれいな白黒の模様を眺めて抱きしめてやりたい、と思うのである。

ハチワレは喧嘩好きだとかいうが、まさにうちの愛猫がそれである。しかし、この重症は明らかに猫同士の喧嘩ではないと思う。野生のもっと獰猛なアライグマかなにかに殺られたのだろう。

瀕死の重症である。腐臭の匂いが魔闘気のように部屋に漂い、やつが帰ってきたということがわかる。ここで、ゆっくり休めばいい。

人間に見た目がひどいことになっているせいか、いじめられるのを避けて深夜や早朝に帰宅することが常套化している。

明日も深夜か早朝に帰宅する可能性が高い。暖かく見守っていきたい。

愛猫チャーチルを心配してか、兄弟猫のミーコも心配顔である。ときどき、匂いを嗅いで兄弟愛を確かめあっているようだ。

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