輪行という魔作業。

 どうやら、本格的に梅雨入りしたようで、向こう一週間で晴れの日が一日もない!

雨の休日は、部屋でじっくりと愛車のメンテナンスである。まず、懸案の後ろ泥除けをなんとかしたい、と思う。世間的には徐々にサイクルトレインが広がってきてはいるが、まだ、一部区間だけであり、ほぼ遠隔地に行くには輪行という手段がスタンダードだ。

泥除けの付いているランドナーなどの車種は、輪行手段がロードバイクと異なる。基本的には、私はまず、ハンドルを外し、フォークを抜く。その次に後ろ泥除けである。各部のネジを緩めてステーなどをすぐ抜けるようにしておく。最後にRのQRを緩めて後輪を外し、泥除けの取り外しにかかる。これが分割式だと逆だ。先に泥除けを外してしまう。

ま、いずれにしても袋にちゃんと入れば、問題ない。輪行では多少の傷が付くのは仕方ない。なにせ、鉄の塊を袋に入れているのだから、移動中にごちゃごちゃなるのは決まっている。

輪行という作業は月に一度くらいやっていれば、面倒だとは感じないのであるが、たまにやると、すごく面倒に感じるのである。

しかも目的地で雨だったりしたら、もう絶望的である。最近では、駅の隅の方に輪行スペースを設けているような駅もある。串本駅がそうだったな。(^o^)

やはり屋根の下で輪行作業をしたいものだ。雨の降る中での分解組み立ては御免被りたい。

ちょっとでも輪行作業の時間短縮が目下の目標である。私の場合、要領が悪いのもあるが、だいたい最短でも20分くらいかかっている。これを10分程度にしたい。

家で輪行の練習をなんどもやったこともある。しかし、いざ、本番で駅でやっていると、必ず、だるまネジを紛失したり、ハプニングが起こる。

一番驚くのは、現地に着いて、袋を開けてみると、あるはずのところにネジがない!必死に探すがない。しかし、袋をガチャガチャやるとカランカランと音がする。こういうことが重なり、輪行に時間がかかることになる。

やはり分解手順の多いランドナーはハプニングに出会う可能性が高いように感じる。

ネジを元の場所に全部ねじ込んでおけば?と言われるが、これをやると倍時間がかかる。

例えば、ヘッド小物のアジャスターやらカップやら。これをまたご丁寧に元の位置にねじ込んだりしていると、結局の所、また組み立ての際、ネジを外し、組み直すという無駄な動作をすることになる。

私は、だるまネジや、泥除けの固定ネジも小袋に入れて、バッグのサイドポケットにしまい込んでいる。ヘッド小物類もそう。この方が手っ取り早い。ネジは見れば、どこのネジか、すぐわかるというもの。

長年輪行をやっていて、ちょっとでも効率よくというのを目指した結果である。

まだまだ私の輪行研究?は続くのであった。

(=^・・^=)

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