コッタードを愛する方へ。コッターピンの差し込み方向の結論!

 クラブモデルのクランクを古式なコッタードに変更したばかり。

いつも悩むのがこのコッターピンをクランクを真上にして前から差し込むのか、後ろから差し込むのか?という問題。

昨日、ネットを見ていて決定打かな?と思える記事に行き当たったので、ご紹介したい。

コッターピンの差込方向

 この記事によると、コッターピンの力学的観点からいうと、クランクを真上にして前からコッターピンを差し込むのが正解、とある。

私もそうしている。この差し込み方法をJIS打ちというのだそうだ。

この方法だとコッターピンにかかる力がコッターピンのネジと反対側へかかるため、コッターピンがつぶれにくいようだ。

コッターピンを長年踏み込んでいると、深く溝が掘れてきて、抜き差しならない大手術となることがよくある。こうなると取り出すのが大変で、一苦労することになる。

私は鉄のクランクなので、硬いため、コッターピンにかかる力は相当なものだろう、と思っている。

たくさん集めているコッターピンであるが、やはり削るのはあまりよくないようだ。だいたい正確に水平にコッターピンを削るのは至難の業である。

ちょっとでも曲面になるとガタが生じ、ここからコッターピンに溝が掘れてしまう。そうなるとガタが大きくなり、やがて交換となるのである。

コッターピンの規格、種類は実に多いため、気長に合うコッターピンを探すのがいいと思う。オークションには様々なコッターピンが出品されている。現物合わせの世界だが、たまにどんぴしゃりなものに出会うことがある。

規格も大事だ。フランスやイタリアの自転車はだいたい9.0mm径である。その他は9.5mm径だ。これを覚えておけば、見つかりやすいと思う。

私も今、付けているソリダの鉄コッタードであるが、9.5mm径の規格のため、スペアを探しておかないとと思っているところである。

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